『2018.9.27の質問〜失敗した時どうする?』
「私は失敗したことがない」
という人はいないと思います。物事を完璧に自分の思い通りにやれる人間はいないので、失敗をするのは当然ですよね。
失敗をしないということは何にもしていないということになります。時々、子どもが失敗しないように、先回りする親御さんがいますが、それは子どもの成長を阻むものです。
例えば……
(大人)どうしたの?元気ないね。
(子)今日、練習試合で簡単な打球をエラーしちゃった。
(大人)そうか。それは落ち込むね。
(子)レフトがカバーしてくれたのに、中継までミスっちゃった。
(大人)ショックからすぐに立ち直るの、難しいもんね。
(子)みんな、ぼくのせいで負けたと思ってるだろうなあ。
(大人)野球やってればそういうことはあるよ。あの時のエラーがあったから、今のぼくがあります!あの時のエラーがあったから、チームの絆が深まりました!
(子)???
(大人)って、一流選手になった時に振り返れるといいね。
(子)お母さんは気楽でいいなあ。
私たちは日常生活で色々な失敗をします。特に子どもたちは初体験、初挑戦のことが多いので、日々、失敗だらけでしょう。
大切なのは失敗をさせないことではなく、失敗した原因を考えて次に活かしたり、失敗をどう埋め合わせるかを考えて対処したりすることの方です。
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