『2019.1.26の質問〜今 夢中なことは?』
あなたは今、夢中になってやっていることが何かありますか?
子どもの頃は時間を忘れて何かに没頭することがあったけれど、大人になると
「忙しくて好きなことをやる時間がない」
「やりたいことよりもやらなければならないことを優先する」
という状況が増えて、夢中で何かをやるということがなくなったという人が多いです。
子どもたちが何かに夢中になっているのをみると、うらやましささえ覚えますね。
《親子の会話例》
(大人)帰ってくるの、遅いじゃない。
(子)ごめん。練習の後、何人かで残って自主練してた。
(大人)野球に熱心なのはいいけど、心配かけたり、迷惑かけたりするのはやめてよね。
(子)ごめんなさい。こんなに時間が経ってるとは思わなかったんだ。
(大人)そんなに夢中になって、なんの練習してたの?
(子)今日、中学生がコーチに来てくれて、バントの仕方を教えてくれたんだよね。
(大人)うん、うん。
(子)でもうまくできなくて。できるまでやってた。
(大人)で、うまくできるようになったの?
(子)うん!
(大人)よかったね。今日のところは許してあげる。今度から、練習の続きは帰宅時刻に響かない時間帯にやってね。
教員時代、保護者から相談が多かったことの一つが
「うちの子、ゲームに夢中で食事をとらせるのも大変です」
というもの。
本音では
「好きなことをとことんやらせてあげてください。私の友人にはゲームが好きすぎて、ゲームクリエイターやグラフィックデザイナーになった人もいます。好きなことを仕事にできて、幸せそうですよ」
と言いたいところですが、社会生活を送るのに支障をきたすのは困るので、やはり最低限のルールを作ることは必要でしょう。
ルールを決めるときには親子でしっかり話し合って、お互いが納得いくようにしたいものですね。
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