『2019.3.3の相談〜女は能力が低いの?』
今日は桃の節句です。3月3日が女の子の節句になったのは、江戸時代のことだそうです。
女の子の厄払いのために、または健やかな成長を願って、お雛様を飾ってお祝いをするお宅も多いことでしょう。
私も一応子どもの頃にはひな祭りを祝ってもらいましたが、活発だったために父に
「りかは女の子らしくない。りか助に改名しろ」
と言われ、
「女の子らしくしなさい」
とよく注意されました。
ですから女に生まれてきたことをとても悔しく思っていました。
《親子の会話例》
(大人)お帰り。Aさんのひな祭りパーティー、楽しかった?
(子)うん。毎年思うけど、女子はいいよね。ひな祭りを盛大に祝ってもらって。
(大人)男子には端午の節句があるじゃん。
(子)端午の節句はあんなに盛大じゃない気がするんだけど。
(大人)そうかなあ。
(子)だって、5月5日は柏餅食べるだけじゃん。
(大人)じゃあ今年は、着物でも着て、ごちそう作って、パーティーでもやる?
(子)うーん。やっぱりいいや。
(大人)じゃあ今年は、ちまきもつけてあげる。
「女の子は髪が長くなければ」
など様々な規制を受け、
『女は損』
『男子に負けないぞ』
と思いながら育ちましたが、結婚して出産した辺りから、
「こんな経験ができるなら、女に生まれてよかった!」
と思うようになりました。
また、就職して力仕事が必要な時など、様々な場面で男女差というものを感じ、
『男女それぞれの特性を活かせば良い』
という考えに変わりました。
最近はLGBTをはじめとする様々な性のあり方が広く知られるようになり、男性、女性という表し方では十分でなくなってきましたね。
そういうことも、子どものうちから知っておくと良いなと思います。
今、私は、性に関わらず
『個人個人が特性を活かせば良い』
という風に考えています。
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