『2019.2.14の相談〜運動が苦手 どう克服したらいい?』
私は、自分の娘は運動が苦手なのだと思っていました。好んでスポーツをする姿も見なかったし、体育の授業を嫌がることもしばしばあったし、運動会で活躍するということもなかったからです。
でも大人になった娘が言うには、
「運動が苦手なんじゃなくて、体育の授業が苦手だっただけ」
なのだそうです。
そういえば、家族でやっていた水泳やスキーはなかなか上手だったなあなどと思い出しました。
考えてみると運動好きだった私も、得意分野でない体育の授業(器械運動です)では、好きでもないことをやらされ、みんなの前で恥をかかされ、評価され、嫌な思いをしました。
もしかしたら、運動嫌いを生んでいるのは、学校教育なのかもしれません。
《親子の会話例》
(子)3学期の体育の評価、悪いかもー。
(大人)どうしたの?
(子)今日の体育の時間、調子悪くてマラソンの順位が下がっちゃったんだ。
(大人)今日の一回くらいで評価って変わるのかな。
(子)この前のサッカーでもミスしちゃったし。
(大人)まあ、授業の評価なんて気にしなくて良いんじゃない?
(子)いやあ、やっぱり野球少年団員としては体育の評価は気になるよ。
(大人)私が子どもの時、ピッチャーやってた子は肩を冷やすからって水泳の授業を休んでたよ。
(子)ええー!そうなの?まあ、運動全部できなきゃならないっていうもんでもないかあ。
運動が苦手という場合、その全てが苦手なのか、考えてみましょう。
歩くのが好きなら、ウォーキングだって運動です。友だちとバドミントンで遊ぶことがあるなら、それも運動です。自転車に乗るのも運動です。
運動は身体を健康に保ち、若々しさを維持し、ストレス発散になり、脳にも良く、いくつになっても続けた方が良いものですね。けれども大人になると他のことを優先させてしまい、運動をしなくなる人が多いようです。
WHO(世界保健機関)によると、15歳以上の日本人の約65%は運動不足という統計が出ているそうです。
運動は、心身の健康のために、自分の好きなものを、自分の身体の状態に合わせて、楽しく続けていければ良いのだと思います。
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