〔懸命に取り組んだことは活かせる〕
教師を辞めて何ができるのか
私は2013年に教員を辞めましたが、退職を決意するまでにはたくさんの葛藤がありました。
その中でも一番悩んだのが、教師を辞めて何ができるかということ。
- 「『教員の常識は世間の非常識』と揶揄されるほど(もちろん、そんな教員ばかりではありませんが)世間のことに疎い自分が、教員以外で何ができるのだろう」
- 「教科書的知識は一体何に役に立つのだろう」
- 「ピアノはそこそこ弾ける、絵もそこそこ描ける、運動もそこそこできる、でも全部そこそこで、社会で通用するとは思えない」
経験が活きている!
今、物販に真剣に取り組んでみて、2つだけ
「教員時代の経験が活きてるかも!」
と思ったことがあります。
1つはスタッフへの仕事の割り振りです。
現在、5人のスタッフがおり、一人は経理なので外すとして、直接物販に関わっているのが4人。
そのうち2人は一緒にやっているので、3つのチームで仕事をしている感覚です。
チームAは仕事がとても丁寧です。
私が気づかなかった点も指摘してくれます。
ただ、ちょっぴりスローペースなので、長期にわたって売れそうなものの商品説明を作ってもらう時に活躍してもらっています。
チームBは仕事がとても速いです。
ただ、ちょっぴり雑なところがあるので、フォローしやすい仕事をやってもらっています。
チームCは2人で確認しながら安定したペースで仕事をしてくれるので、割となんでも任せています。
ただ、日本語ができないので、説明が必要な新しい仕事ではなく、毎日コツコツやる感じの仕事をしてもらっています。
こうして役割分担を考える時に、教員時代に子供たちのタイプを分析して指導していた経験が活かされている気がします。
2つめとしては商品が売れた時に、
「どうしてこの国の人がこの時期にこれをこの個数買ってくれたのだろう」
と考える過程で、教員時代に家族構成や保護者の仕事等から子供達の家庭の状況を予想していた経験が役に立つことです。
他のメンバーにはない経験を武器に、物販業を進めていきたいと思います。
あなたのどんな経験が何に活かされていますか?
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