〔行動の結果をどうとらえるか〕
『成功大学』にみる失敗の10大原因
昨日の朝活で、人に貿易のやり方を教えている先輩が
「目標を達成できていない人の言動を分析したら、大きく2パターンの傾向があった」
というお話をしていました。
1つ目ははあれこれと思い悩んで行動に移せないタイプ、2つ目は行動力はあるけれどやっていることが教えたことからそれているタイプだそうです。
私はきっと後者のタイプだと思うので、気をつけようと思いました。
私はこの朝活で、愛読している『成功大学』(オグ・マンディーノ編著、箱田忠昭訳、日本経営合理化協会出版局)の講義内容を1つずつ紹介しているのですが、昨日はたまたま「失敗の10大原因を克服する法」という内容でした。
10の原因というのは次のようなものです。
- 他人のせいにする
- 自分を責める
- 目標をもたない
- 間違った目標をもつ
- 近道をする
- 遠回りをする
- 小さな事柄を無視する
- すぐに諦める
- 過去の重荷にとらわれる
- 偽りの成功に欺かれる
先に出た『思い悩んで行動できないタイプ』は、失敗が怖かったり、動機が弱かったりすると思うので、2、3、9あたりが当てはまるのでしょうか。
私のように『考えるよりも先に行動してしまうタイプ』は、3、4、5、6、7、10のいずれか、もしくは複数が当てはまりそうです。
自分の言動を客観視できるように
さてこの講義、題名は「失敗の10大原因を克服する法」なのですが、克服法が明確に書かれていないのです。
え〜、そこが知りたいのに、そこを教えてよ〜と思うのですが、実はあえて書いていないのかもしれません。
これらを意識し、あ、今自分は原因1に当てはまることをしているな、と自分を客観的に見ることが大事なのだろうと思います。
これを意識していると、
「今、私は人のせいにしている、これは失敗の原因になる」
と、冷静になることができます。
例えば、前に書いたように新型コロナウイルス感染症拡大の影響で運送が混乱しており、先日郵便局に行った時にもこんなことがありました。
メキシコに荷物を送ろうとしたら局員さんが3つの方法で送れると教えてくれました。
一番安い方法で送りたいと思ったのですが、その方法だとネットで宛名ラベルを作って印刷して持っていかなければなりません。
一度荷物を持ち帰り、宛名ラベルを作って翌日荷物を持っていくと、前日とは違う局員さんが対応してくださって、
「今はその方法では送れない」
と言われました。
仕方がないのでもう一度荷物を持ち帰り、2番目に安い方法で宛名ラベルを作り直して持って行き、ようやく荷物を送ることができました。
この時、一瞬
「最初に対応した局員さんが間違えたから、時間と手間を無駄にした」
と思ったのですが、『失敗の10大原因 1.人のせいにする』を思い出し、その考えを打ち消しました。
事前にネットで調べていかなかった私が悪いのです。郵便局はそれでなくても国内外の運送で大変な思いをしています。どの国にどの方法で送れるかなんて、一つ一つ覚えられるわけがありませんし、国際便発送に慣れていない方なら、調べ間違えても仕方ありません。
次からは自分で調べて、それに合った宛名ラベルを作っていけば良いのです。
怒りやストレスを抱えていても良いことなどありませんから、このように考えられるのが、『失敗の克服法』なのだろうと思います。
あなたは『失敗の10大原因』のどのパターンに陥りやすいタイプですか?
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