つながりの輪を大切に

【どんなつながりを意識しますか?】

〔SDGs的に今できることを考える〕

楽観視していた世界のつながり

世界はつながっている

新型コロナウイルス感染症の勢いが止まりません。

私はこの感染症が世界に広がり始めた時、この原因不明のウイルスが共通の敵として世界を団結させるのではないかと楽観していました。
確かに各国間で情報の共有や医療器具のやり取りなども見られますが、お互いを非難しあったり、国連が呼びかけた途上国、紛争国などへの支援が集まらなかったりと、なかなか連携が取れていないのが現状です。

以前SDGs(地球を持続させるために世界各国が共通にしている目標)のカードゲームをした時に、自分の目標を実現させるには持っているものが少なすぎて何にも取りかかれず、まずは他の人たちと協力して全体にとって優先順位の高い目標を実現させ、そこで得たリソースを順々に回して自国の目標も実現させるという方法をとりました。
そのように、国際社会も動けると良いのになと思います。

1つの目標だけを達成させようとすると、必ず別の課題が出てきます。例えば、

  • 教育が大事だから教育予算を!を実現しようとするとお金が必要……
  • 経済成長のためにとにかく生産!を実現しようとすると環境が破壊される……

と言った具合です。

今回の新型コロナウイルス感染症の対策も同じだなあと思います。

  • 子供間での拡大防止のために臨時休校に!を実現すると授業が遅れる……
  • 緊急事態宣言を出すと、経営難に陥る業種が出てくる……

SDGs的な視点で現実をとらえる

私にできることを考える

SDGsで17の目標全てを考えることが大切なように、今回の新型コロナウイルス感染症対策も、一つの目標実現にどのような別の課題が潜んでいるかを考えつつ、両立させるためにはどのような案がより有効かを見極めながら、様々な業種の人たちが協力し合って進めていかなければならないでしょう。
私たちも政府任せにせず、報道に振り回されず、自分ごととして主体的に考えることが必要だと考えます。

そういえば先日、ある高齢の方が
「私はもう十分生きたから、コロナで死んでも構わない。どうせ死ぬなら好きなことをしたい。お出かけもする」
と言っているのを聞きました。
予防をせずに外出などして、感染をしたら周りの人にうつしてしまう可能性があるということを考えていない発言です。

その方自身はそれでいいかもしれないけれど、周りへの影響も考えていただきたいものです。
主体的と利己的とは違うので、『つながりの中の自分』を意識することが大切だなと思いました。


私に今できることは、感染予防をして拡大を防ぐこと、必要としている方のところへ必要な物を届けること、在宅ワークなどで生まれた時間を有効に使う提案をすることかなと考えています。
そこで出てくる課題(物販なら配送のことなど)もしっかり考えていきます。

あなたはどんなつながりを意識しますか?

関連記事

  1. 友達と一緒に学ぶのは楽しい

    【アダプティブ・ラーニングとは?】

  2. 対極の選択

    【どんな行動癖がありますか?】

  3. 切磋琢磨する仲間との交流は楽しい

    【仲間と何をする?】

  4. 成功のシナリオをかく

    【どんなシナリオをかきますか?】

  5. 八女ぼんぼり祭り3

    【どのように雛祭りを過ごしますか?】

  6. 知らないでは済まされないことも

    【民法をどのように学びますか?】

  7. こっちまでおいで

    【お子さんとの距離感を意識して過ごしていますか?】

  8. 教師は大きなストレスを抱えている場合も多い

    【どうすれば性犯罪を防げますか?】

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

あなたに毎日届くメルマガ

5分で読める子供と教育
読者登録フォーム
お名前(姓名)
 
メールアドレス