臓器提供意思表示カード

【臓器移植について考えましょう】

〔臓器移植の話をしましょう〕

困難だった臓器移植

先日の夫の東京講演の際、夫と同じ病気ではありませんが、100万人に1人の確率で発症する難病を抱える、冨貫めぐみさんの移植体験談を聴くことができました。
めぐみさんは22歳の時に
「余命5ヶ月。移植しか助かる方法はない」
と宣告され、オーストラリアに渡航、1994年11月29日に肝臓移植を受けられました。

日本で脳死からの臓器提供が可能になったのは1997年のことですから、当時はたくさんのハードルがありました。
めぐみさんから聴いた、肝臓移植を受けるまでの葛藤や手術にまつわるお話はとてもリアルで、こういう思いをしている方々のために臓器移植に関する情報をもっと広めていきたいなと思いました。

グリーンリボンは移植医療のシンボル

誰にでも訪れる可能性が

私は教員になった25年前から臓器提供意思表示カードを所持していました。
けれどもその頃は先輩教員たちに、
「個人で臓器提供の意思表示なんてできないんじゃないの?」
と言われるほど、カードの存在は知られていませんでした。
そして所持こそしていたものの、私は、自分が臓器を提供するドナーになるなどと想像もしていませんでした。
移植を受けた夫もきっと、自分がレシピエントになる日が来るとは考えていなかったと思います。

このように、誰もがどちらの立場にもなる可能性があります。
ですから、NOでもいいから臓器提供の意思は示すことが大事だと思います。
例えば自分が脳死状態になってしまった時、その意思表示が家族の迷いや負担を減らし助けとなるでしょう。

臓器移植について考えてみよう

初めて知ったいくつかの事

私は現在、免許証の裏面と臓器提供意思表示カードで全臓器提供の意思を示していますが、今回初めて知ったことがいくつかありました。

  • 『特記欄に皮膚、心臓弁、血管、骨など、臓器以外も提供します』と書けること。私もその文章を追加しました。
  • 親族への優先提供の意思を示すことができること。ただし、親族提供を目的とした自殺を防ぐため、自殺した方からの親族への優先提供は行われないそうです。
  • 提供に年齢制限はないけれど(望ましい年齢の枠はあります)、がんや全身性の感染症で亡くなると提供できないこと。

現在、移植待機者約14,000人のうち、1年間で移植を受けられる人はわずか2.0%なのだそうです。
1人が臓器提供をすれば、救うことができる最大の人数はなんと11人。
自分が亡くなっても身体は誰かの生命を救うために役に立てると考えると、幸せな気持ちになるのは私だけではないと思います。

ぜひ明確な意思表示を

まだ準備をしていない方はぜひ、臓器提供の意思表示をしていただきたいと思います。
そして、移植医療のシンボルマークであるグリーンリボンを見かけたら、その普及活動をぜひ応援してくださいませ。


「毎日、体の中で息づくドナーの存在を感じています」
とおっしゃるめぐみさんは、
「私を支えてくれたお笑いを通じて、助かる命を少しでも増やしたい」
との思いで、お笑いイベントを開催しています。
臓器移植普及啓発イベント『ありがとうライブvol.3』は、5月17日に行われます。
場所などが未定なので(過去の開催は新宿)、Twitter @live_thankyouに注目していてくださいね。
また、めぐみさんが発信をしているFacebookページ『移植普及委員会』もご覧いただけたら幸いです。

あなたは臓器移植についてどのような考えをもっていますか?

臓器移植啓蒙文書

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