『2019.4.20の相談〜どうしたら本を好きになる?』
このテーマは、お子さんよりも保護者の方から相談を受けることが多いです。保護者としては子どもに良書を読ませて、語彙を増やしたり、知識を身につけたり、想像力や表現力を伸ばしたりしてほしいものです。
読書好きは国語力があり、受験などに有利だと考えている方もいました。
でも、読書は強制されてするものではないし、強制されてますます読書が嫌いになった例もあります。
《親子の会話例》
(子)お母さん、野球の練習方法の本、買っておいてくれた?
(大人)うん。本屋にあったよ。ついでにもう一冊、面白そうな本を買ってみた。
(子)ええ?僕、本は好きじゃないってば。
(大人)でも、少年野球の本だよ。
(子)へえ、キャプテンになった子の話かあ。
(大人)面白そうでしょ。
(子)でも厚いなあ。読めるかなあ。
(大人)あなたが読まないなら、お母さんが読む。
(子)とりあえず読んでみる。無理そうだったらお母さん読んで。ありがとうね。
私も、読書をすることで得られることはたくさんあると考えています。未知の世界を知ったり、想像の世界で遊んだりするのはとても楽しいことで、人生を豊かにします。
私自身も学校で学んだことよりも、書籍から学んだことの方が大きいと思っています。
子どもたちにもぜひ読書の楽しさを知って欲しいので、教員時代は高学年を受け持っても毎日絵本の読み聞かせをしました。
教室には読んで欲しい本を常においてありましたし、私が読んで面白いと思った本の話をするようにしました。
子どもが、自分の興味や言語能力に応じたものを、自然に手に取れる環境をつくってあげられると良いなと思います。
メルマガ【幸せ言葉教育】の申込はこちらから
この記事へのコメントはありません。