〔今こそ世界が手を携える時〕
世界は一つの歌を歌う
新型コロナウイルス感染症が世界じゅうに広がり、これまでにないくらい世界のニュースを耳にするようになりました。
共通の緊急課題の解決に向けて世界が連帯できればいいなと思うたびに、学生時代に歌っていた『世界は一つの歌を歌う』という歌を思い出します。
肌の色が違う、言葉が違う……
で始まるこの歌は、世界各国で暮らしや文化が違っても、命は同じであり笑顔も同じ、国境を越え勇気を寄せ合って平和を歌いましょう、と続きます。
核兵器廃絶を願う署名活動の歌だったと記憶しており、長年歌うこともなくきたのですが、約30年が経った今、この歌がよく口をついて出てきます。
力と勇気をもらったアンケート結果
国連が、創設75年にあたって実施したアンケートには、3か月の間に186か国から41,000人を超える回答があったそうです。
そしてそのうち95%の人が
「感染症や地球温暖化など地球規模の課題克服のために国際協調が必要だ」
と答えたそうです。
そういう考えでない人はそもそもアンケートに応えないのかもしれませんが、新型コロナウイルス感染症の影響で苦しんでいる人、不安に思っている人が世界じゅうにいる中で、元気の出る結果です。
私自身も、今この時代に地球に存在している縁を意識し、少しでも貢献できたらと改めて思いました。
今、全世界で様々な状況の人々が、国民を守る措置を求める署名活動をしたり、各種募金活動をしたり、クラウドファンディングで助け合ったりしています。
一つ一つは小さなことではあるけれど、世界に向けて自分ができることはいっぱいあると考えています。
あなたはどのように国や世界に関わりますか?
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