ショートフィルムの会場となったヴィラベルディ

【どのような文化に触れていきたいですか?】

〔文化の日に相応しく〕

刺激を受けたショートフィルムの鑑賞会

文化の日の昨日は、大川市のヴィラベルディという場所で開催された、ショートフィルムの鑑賞会に行ってきました。
実は八女市でも開催されたのですが、時間が合わなくて行けなかったので、大川市の方へ出かけたのです。
2日に渡っていくつかのプログラムが上映され、私たちは

  1. 『大人も楽しめるアニメーションプログラム』6作品
  2. 『世界が認めたショートフィルムプログラム』4作品
    を狙って観てきました。
ショートフィルムのイヴェントチラシ

短いものは5分弱、長いものでも19分という短い作品ばかりでしたが、見応え十分、五感が刺激されましたし、いろいろなことを考えさせられました。
無駄な説明は全て省き(鑑賞者の想像に任せ)、テーマを絞りに絞った作品たちは、とても美しかったです。

特に心に残った作品達

中でも社会問題を扱ったもの、特に子供が出てくる作品は胸にしみました。

身体に染みがある少年たちは、個性豊かな素敵な子供達ですが、家庭環境や人間関係に問題を抱えています。
心の痛みが染みとなって表れるのか、染みがあるから問題を抱えてしまうのか……子供達の心象風景が流れるような映像で表現されていて、切なさが増します。
3人の子供を抱え、愛情を注ぎながらなんとか就職しようと懸命に生きるシングルマザーの話も、切なかったです。

外から見ていると、
「どうして行政に頼らないのだろう」
「ここでこうすればよかったのに」
と口を出したくなるようなシングルマザーの言動があるのですが、本人は目の前のことに精一杯で、様々なことを冷静に考える余裕もないのでしょう。
これはアメリカの話でしたが、もしかしたら日本にもこういう思いで生きている人々が多くいるのではないかなと考えました。

たった10分ほどの映像で、こんなに様々な問題提起ができるなんて、映像の力は本当にすごいです。

ミニシアターのスクリーン

機械化された便利で豊かな生活を送りながら生きがいを見出せず、
「殺してくれ」
とロボットに頼む男性には、
『幸せとは何か』
という問いを突きつけられました。

また、音信が途絶えていた兄と妹が、妹の娘を通じて関係を修復させる作品にも、
『家族愛』
『生きがい』
というものを考えさせられました。

ヴィラベルディは複合施設

ル・マンというカーレースで1995年に実際に起こった事故を扱ったアニメ作品もありました。
これは長編映画にもなりそうな題材です。
カーレースに挑む男性たちの生き様やそのレースを巡る人間模様などを描き、事故の様子を劇的に描き、当事者たちの思いを描くだけでも2時間映画になりそうです。
それを、レース開始から終了までに場面を絞り、15分で表現してしまうのですから、驚きます。


ショートフィルムの表現というのは、伝え方の勉強になりますね。ショートフィルムはなかなか鑑賞する機会がありませんし、DVDやBlu-rayにもならないということで、今回は貴重な機会をいただきました。

福岡では5会場で、全プログラム無料の鑑賞会が開かれました。
今回が3年目ということで、これからも、素晴らしい作品を届けて欲しいと思います。

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