〔失敗で終わらせるか前進するか〕
失敗の乗り越え方は様々
前回のメルマガで、失敗について書きましたが、書いたその日に経営者仲間たちと話していて、そこでも『失敗』の話になりました。
- ある社長は、
「失敗しそうになったら、『ここで失敗したら親が死んじゃう』と自分を追い込んで乗り越えてる」
と言っていました。 - また、ある社長は、
「神様が試してくださっている。力の見せどころだ!と思って奮起する」 - 別の社長は、
「とにかくできることを書き出す。書いているうちに心が落ち着いてくるから、あとは書いたことを一つずつやってみる」
と言っていました。 - 私は
「失敗しても死ぬわけじゃない」
と楽天的に考え、対策について調べたり、誰かに相談したりすると思います。
物事に取り組む時の心のもっていき方はひとそれぞれですね。共通しているのは、状況に応じて自分の心がどう変化するかを把握し、より力を発揮できるよう感情をコントロールするということでしょうか。
部活動で学んだコントロール法
振り返ると私は、それを部活動で学んだ気がします。
中学生の時、私はソフトボール部に所属し、ショートを守っていました。
「練習、面倒くさいなあ」
と思ったら、同じポジションを争っているライバルの顔を思い浮かべて
「負けられない」
と練習に向かいました。
でも、怪我をして練習ができなくなったら
「いい休養ができる」
と思いました。
調子が悪くてクリーンナップから外されたら、
「別にプロを目指してるわけじゃないから大丈夫」
試合でファインプレーができたら、
「大事なのはファインプレーを出すことでなく、試合に勝つこと。調子に乗らないぞ」
試合に負けたら、
「大事なのは練習の成果を出しきること。勝ち負けじゃない」
と、自分に言い聞かせました。
どんな物事にもいろんな面がありますから、その時々で自分の都合の良いように捉えて、気持ちが沈んだり、高まりすぎたりしないようにしていた気がします。
コントロール法を学ぶ機会が必要
中学生時代は心が敏感だったので、些細なことに怒って喧嘩をしたり、つまらないことに落ち込んで泣いたり、その場の空気を読まずにはしゃいだりする自分を持て余しました。
あの時期にもしも部活動をしていなかったら、私はもっと自分の心がコントロールできなくて、しんどい人生を歩んでいたかもしれません。思春期の子は、部活動でなくても良いから、自分なりの気持ちのコントロール法を学ぶ機会がつくれると良いなと思います。
失敗について話をした仲間もそれぞれ、バンド活動や、恋愛や、親子関係等で、気持ちのコントロール法を見つけてきたようです。
あなたはどのように気持ちのコントロール法を身につけましたか?
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