明るい将来に向けて

【若者たちにどう助言しますか?】

〔立ち止まっている今こそ考える〕

自分の心に正直な相談者たち

目的地に向けて着実に歩みをすすめる

様々な活動が保留になっている今、就職についてじっくり考える若者が多数いるようです。

私のところに、元教師、教師を目指す方から相談が寄せられるのですが、無名の私のところへこれだけの相談が来るということは、全国に同じような思いを持っている方がもっと大勢いらっしゃるということなのでしょう。

私が教員だった頃は(今もかな)
「一生教師としてやっていかなければならない」
という思いに縛られて、無理をしてうつ病になってしまったり、体を壊したりした先生がいました。
けれども今回の相談は、
「一旦教師をやって、その後、他の仕事もしてみたいです」
「こんなことをやりたくて教師を辞めました」
という方ばかりで心強いです。
現役の先生方が我慢をして無理をすればするほど、学校教育は停滞すると思うからです。

人生の目的地を心に置く

人生の岐路

これから進路を決める方にはぜひ、数十年後にどうなっていたいのか、人生の目的地を考えて欲しいと思います。

昔であれば、
「いろいろなことにチャレンジして好きなものを見つけていく」
という方法もあったと思いますが、時代の流れが速い今、そして物も情報もサービスもたくさんある今、目的がないままにあれこれ手を出していても時間ばかりが過ぎてしまいます。
途中で変わってもよいから、現段階の目的地をもつのが大事だなと思います。

人生の目的地は人によって違うし、そこへ行き着くまでの道順も人それぞれだから、自分で考えていかなければなりません。
けれども、準備しておくことや、歩き方、どんな基準で道を選んでいくかということ、トラブルにどう備えるかということ、トラブルが起きた時の対処法などは、昔からずっと言われ続けている普遍的な内容だと考えます。
だから、どうあるべきか、どう行動すべきかという根幹の部分を学びつつ、並行して行動し、実践の中で学びを自分のものにしていく必要があるのだと思います。

もう大人ですから、さすがに
「ドラえもんになりたい」
などという人はいないと思いますが(比喩として使っているなら別です)、本当にそれが目的なのかは吟味する必要があると思います。
「首相になる」が夢だとして、首相になったら「めでたしめでたし」で人生が終わるわけではありません。
何のためにそれになりたいのか、自分がこの世とお別れする時にどうなっていたら
「充実した良い人生だった。私は幸せだ」
と思いながら息を引き取れるのか、それを考えて欲しいと思っています。


相談をしてくれた若者たちは、同じ年齢だった頃の私と違って、とても能動的、行動的な方々。この先、どんな人生を歩まれるのか楽しみです。

あなたは若者たちにどんなアドバイスをしますか?

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