同系列にするか反対色にするか

【誰に何をアピールしますか?】

〔伝えたい事を正確に届けるため②〕

POP以外にも基本は生かされる

先日受けたPOPに関わるコンサルでは、情報性とデザイン性が二本柱だというお話をうかがいました。

POPだけでなく、HPを作る時も、チラシを作る時も、基本は同じで、デザイン性で大事なのは、

  1. レイアウト
  2. フォント
  3. デザイン
  4. カラー

の4つなのだそうです。

  1. レイアウトはブロック分けで考え、読み手の目線の動きを考えます。余白、空間の広さ、大まかな色の配置を考え、メリハリのある構成にしていきます。
    お話を聞きながら、教員時代に知っていれば学級通信をもう少し読みやすくすることができたのにな、と思いました。
  2. フォントは、今はたくさんのものが出ていますが、混ぜない方が良いそうです。大きくはゴシック系と明朝系で、イメージに合わせてどちらが良いかを選びます。
    私たちのショップは『本格的』がテーマなのに、店名やフォントを可愛らしくしてしまっており、チグハグな感じになっていました。
  3. デザインも、ごちゃごちゃさせず、シンプルに。
  4. カラーもシンプルに3色くらいでまとめます。
    「ルールのない色遣いは混乱でしかありません」
    と、実際に先生が街中で撮ってきた、『混乱しているPOPたち』を見せていただきながらのお話で、わかりやすかったです。身の回りにも、人目を引くためかたくさんの色を使っていて、とても見にくいPOPがあるものですね。
ネオンも全体で見ると色が多すぎる

他にも興味深い内容がたくさん

他にも色々と教わりました。

  • 色には、例えば青なら『空』『海』『安心』『涼しい』というように、連想させるイメージがあるので、それを活かすということ。
  • 同系色でもトーンを変えればメリハリが出て、反対色でもトーンが同じだとまとまるということ。
  • 3色の面積比率は70:5:25で、男性のスーツ姿に例えると、ベースの70はスーツの色、アクセントの5はネクタイの色、アソートの25はカッターシャツの色と考えればわかりやすいということ。
  • 背景の色と字の色には、彩度の差がないと読みにくくなるということ。
白抜きの文字は目立つ

最後に、季節を考えた、旬のPOPを作るということを習いました。
例えば今の時期なら、春のレジャー、新生活、花などをテーマに、桜色でアピールするという感じです。
POPひとつで集客率が変わってきますから、これからも勉強をしていきたいと思いました。

あなたは誰にどんなことをアピールしますか?

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