〔忘れることが出来ない日に思う〕
大震災から四半世紀
今日は阪神・淡路大震災が起きた日です。
もう四半世紀になるのですね。
その頃、私は北海道で専業主婦をしながら教員採用試験の勉強をしていました。
まだテレビを家に置いている時代だったので、朝のラジオ体操をしようとテレビをつけた時、ニュースを見てびっくりしました。
夫は大阪出身で、義父の実家は京都にありますから、関西地方には親族が大勢います。
急いで夫を起こし、あちこちに電話をしましたが全然つながらず、よけいに不安になったのを覚えています。
幸い親族には大きな被害を受けた者はいませんでしたが、ニュースから伝わってくる甚大な被害と、親族から伝え聞く周りの様子に、悲しみと恐ろしさと不安を感じました。
その後も東日本大震災など大きな震災があり、海外にいる時も
「日本は大丈夫なのだろうか」
と心配しました。
進んできた災害への備え
自然災害には抗えませんが、あれから災害への備えはだいぶ進んできました。
「自分の身は自分で守る」
という意識も、だいぶ広がってきたように思います。
いつどこで起こるかわからないのが地震ですから、私も帰国してからは防災訓練に参加し、防災グッズをそろえ、いざという時はどのように行動するかを家族で話し合ってきました。
私なりに防災グッズを揃える
今回、新しいお店をつくるにあたり、防災グッズは揃えたいと思い、色々と勉強中です。
経験者のお話によると、避難が必要になった時に重宝したのは折り畳みの椅子だったそうです。
季節によっては避難所の冷たい床に座るのはきつく、椅子があるとそれが緩和されるからです。
それと、トイレが使えない時に、おむつが役に立ったという話も聞きました。
今は、避難用のベッド(空気を抜くとコンパクトになるエアベッド)や、子供向けに軽くした防災バッグなども開発されています。
水が使えない時のために、ドライシャンプー、ウエットシート、水なしで磨ける歯ブラシなども準備しておきたいものです。
商品情報を見ると、消防士さんが選んだという防災用品30点を、燃えにくいバッグに入れた商品が人気のようです。
私も、最低限何が必要か、あると便利なものは何か、子供やお年寄りや障がい者、ペットには何があると良いのかなどを勉強して、準備していきたいと思います。
改めて数々の災害で亡くなった方々のご冥福を祈り、まだ被害から立ち直れていない方々にお見舞い申し上げます。
それとともに、各被災地の復興が進むことを切に願っています。
あなたはどのように災害に備えますか?
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