〔怖い映画を観て考えたこと〕
誰もが思い当たる怖さ
昨日、『スマホを落としただけなのに』という映画を観ました。
ジャンルとしては苦手なミステリーで、特に好きな俳優が出ていたわけでもないのですが、現代の社会問題を扱っているということで鑑賞してみました。
感想は……「怖い」の一言。
病的な犯罪についてもそうですが、スマホを落とした時にあらゆる情報が抜き取られるという一点でも十分怖いです。
この映画を観た後、自分のスマホのセキュリティを見直した人が大勢いるのではないでしょうか。
ネタバレになるので、ストーリーについては触れませんが、自分のスマホの画面を見ただけでも、どんな情報が抜き取られそうか想像がつきますね。
(以下は映画とは関係ありません)
抜き取られる情報は
例えば私のスマホ。
メール、メッセージ機能、SNSアプリの内容を読んだだけで、交友関係やその人とどういう繋がりか、どのようなやりとりをしたかが丸わかりです。
これだけでも相当な情報が漏れてしまいます。
ITに詳しい人が、友人知人になりすましてメッセージ等を送ってきてもわからないので、そのメッセージに振り回されてしまいます。
自分になりすまされて、周りの人に迷惑をかけたり、知らないうちに犯罪の加害者にさせられてしまったりすることも考えられます。
保存した写真を見ただけでも、一緒にいる人、行った場所、好きなもの等の情報がわかります。
好きなものといえば、音楽アプリやKindleアプリを見れば一目瞭然です。
私の場合、Googleドライブアプリを見れば、仕事の情報もわかってしまいます。
メモアプリを見ると、入金先の口座情報等が入っていますから、これはすぐに削除しなければいけませんね。
カレンダーアプリで行動の情報が、体調管理アプリで身体の情報が筒抜けです。
第三者がこれらを分析すると、もしかしたら本人よりもその人のことに詳しくなるかもしれません。
パスワードを見直すべきか
この映画を観終えると、パスワードを見直そうという気持ちになりますが、あまりに突飛なものだと自分自身が覚えられませんから困ったものです。
でもとりあえず、名前や誕生日などはやめておいた方が良さそうです。
まあ、スマホを落とさなければ済むことなのですが、持って回るものなのでうっかり落としたり置き忘れたりすることもありそうですし、スられてしまうということもなくはないかもしれないので、備えるに越したことはありません。
スマホは便利で楽しく使えるものですが、そういう落とし穴があることを忘れず、しっかり対策をしていこうと思います。
あなたはスマホ類のセキュリティについて、考えていますか?
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