【どのように災害への備えをしていますか?】

〔大雨に思う〕

北部九州を襲った災害

一昨日、九州北部は大雨で、私の住む福岡県八女市もすごい降りでした。

滝の中に住んでいるのかと錯覚するくらいの土砂降りで、セブで経験していたスコールが、長く続く感じ。

我が家の裏の川はどんどん水位が上がり、防災ラジオから頻繁に注意を呼びかける放送が流れ、スマホの警報アラームが何度も鳴りました。

市内の小中学校は休校になり、様々な行事や集まりが中止になりました。

風に煽られて壊れた傘たち

朝食後、裏の川がもう少しで溢れそうなところまでいったので、娘が避難所(我が家から歩いて5分ほどの市民センター)に向かい、LINEで情報をくれました。

雨降りの朝は大抵そうなのですが、この日も夫は低血圧で動けず、足が不自由なこともあって大雨の中で悪路を歩くのは無理だと思われました。

娘から「避難所までの道は冠水していて足を取られる。お父さんには無理だと思う」という情報が来たので、川の水が溢れたら、夫を担いででも2階に上がろうと考えていました。

けれどもお昼前には雨脚が弱まり、川の水位が下がって来て、娘も「天気情報見てたら、もう大丈夫そうだから」と帰って来ました。

私のスマホの防災情報履歴によると、次のようになっています。

5:50 大雨特別警報発表
6:37 避難勧告発令
7:42 避難指示発令
12:56 避難勧告一部解除
14:55 大雨、洪水警報
18:40 避難準備発令

この間、メッセンジャー、LINE、Skype、メール、電話に『大丈夫?』という連絡が続々入り、大雨に閉じ込められているような感覚だったので、地域外の方と繋がれていることが、心強く感じられました。

避難を促す放送が流れ続けている時、「もしも川の水が溢れてこの家が流されたりしたら、日常がなくなってしまうなあ」と考えていました。

ですから、今こうして文章を書いていられることに、とても幸福を感じます。

ただ、ネットでは、我が家と同じ住所の方が避難する際に川に流され死亡したというニュースが流れ、きっと今回に限らず、災害で日常を失い、まだそれが戻ってこない方々が大勢いるのだろうなと、改めて東北や熊本、その他数々の災害のことを考えました。

亡くなられた方々のご冥福を祈り、被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。

非常口マーク

災害に備える

今回、娘が避難する際に、地域の防災訓練の時にもらった非常用持ち出し袋が役に立ちました。

大雨だと避難の準備をする時間もありますが、地震など、突然くる災害だとそうはいかないので、日頃からの備えが必要ですね。


あなたはどのように災害への備えをしていますか?

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