『2019.4.16の相談〜どうしたら美人になれる?』
最近の若い子には、きれいな子が多いなと感じます。
若いというだけで、肌がツヤツヤしていたり、エネルギーに溢れていたりして、きれいなものなのかもしれません。でも、私から見ると十分きれいだと思っても、
「美人になりたい」
と言う子は多いです。
「美人は得だから」というのがその理由。周りの人にちやほやされて、何でも思い通りになるような感じがするのでしょう。
《親子の会話例》
(大人)いとこのAちゃん、大学のミス・キャンパスに選ばれたって。
(子)へえ。そんなに美人だったっけ?
(大人)私もそう思ったんだけど、送られてきた画像見たら、確かに美人になってた。ほら。
(子)えー、化粧が上手いだけじゃないの。
(大人)まあ、私の血筋だから、美人に育つよね。
(子)はあ?
(大人)Aちゃんと私、似てるでしょ?
(子)……
美の基準というのは、文化や時代によって変わるものです。それなのに、
『こういう顔立ちが美人』
という情報に振り回され、それが絶対のように思ってしまって、整形をしたりメイクで顔を作ったりする子がいます。
それが悪いとは言いませんが、見た目だけを
『今、自分が美しいと感じている基準』
に合わせても、言葉遣いが乱暴だったり、立ち居振る舞いがガサツだったりしては美しく感じられるものではありません。
逆に言葉や仕草の美しい人は、雰囲気で美人に見えたりします。
表情、笑顔、身だしなみなども大切にしたいもの。外面で気をつけるべきは、顔立ちではないのかもしれません。
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