『2019.3.8の相談〜おじいちゃん孝行するべき?』
『祖父母孝行は親孝行』という言葉を聞いたことがあります。自分の子どもが自分の両親を大切にしてくれている姿は、嬉しいものです。
でも、だからと言って、
「おじいちゃんが喜ぶから~してあげなさい」
と押し付けるのは、子どもにも両親にも迷惑なお話。
「祖父母が喜んでくれて嬉しいから、もっと何かしてあげたい!」
と思って自然にやってくれるのが一番ですね。
私には孫がいませんが、孫というのはそれは可愛い存在のようですから。
《親子の会話例》
(大人)今度の日曜、試合ないからおばあちゃん家に行こうか。
(子)うーん。
(大人)あんまり乗り気じゃないね。
(子)おばあちゃん、何回も同じ話するし、おばあちゃんち、遊ぶものなくて退屈なんだもん。
(大人)まあね。じゃあ、やめとく?
(子)でも、行くと喜んでくれるからなあ。どうしようかな。
(大人)まあ、考えといて。
(子)行こうかな。おばあちゃんに顔見せたら、チロの散歩に行くよ。
(大人)わかった。おばあちゃんに「行くよ」って電話しよう。
私の母は私の娘のことを
「天使」
と呼びます。母にはうちの娘が、たいへん美しく、優しく、清らかな存在に思えるようです。
娘と一緒に介護施設に会いに行くと、
「天使が舞い降りてきてくれた。見てるだけで幸せな気持ちになる」
と喜んでくれます。好きなお花をプレゼントされるよりも、好物のお寿司を食べに行くよりも、孫の姿を見ることの方が幸せなようです。
こんなに手放しで愛してくれ、それを表現してくれる存在というのはなかなかいませんね。
でも、それを重荷に感じたり、恥ずかしく思ったりするお子さんもいることでしょう。
本人が行きたがらないようであれば無理をさせず、お子さんの写真を持って行って孫の話をし、お子さんにはおじいちゃんがどれだけ喜んだかを伝えればよいと思います。
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