『2019.2.28の相談〜お弁当の時間が苦痛 どうしたらいい?』
教員時代、遠足や校外学習でお弁当が必要になると、大抵の子どもは喜びました。
でも、中にはお弁当の時間が苦痛という子もいます。親が忙しくて、きちんと作ってもらえない子です。
ご飯に冷凍食品のおかず、それでも作ってもらえれば良い方で、菓子パンを持ってきたり、コンビニのお弁当をそのまま持ってきたりする子もいました。
せめて、買ったものをアレンジしたり、お弁当箱に詰め替えたりしてあれば、作ったもののように見えるのですが。
《親子の会話例》
(子)お母さん、日曜日のお弁当忘れないでね。
(大人)忘れてないよ。いつものデカおむすび、作るからね。
(子)ありがとう!今回はどんな具が入るか楽しみ。
(大人)あなたのお弁当、デカおむすびさえ作れば、おかずはあんまり気にしないから楽だわー。
(子)だって、デカおむすびにおかずも入ってるんだから、それだけでもいいくらいだよ。
(大人)だよね。Aちゃんのお母さん、「フルーツも入れて」とか「可愛くして」って言われるって嘆いてた。
(子)女子は見た目にうるさいんだよ。弁当の時間、「誰々のお弁当、かわいー」とか、やってるよ。
(大人)あなたが見た目よりも量重視でよかった!
低学年の子はあまり人のお弁当など気にしないようで、大人から見ると、
「唐揚げにウインナにミニハンバーグにミートボールって、お肉系ばっかりじゃん!」
と思うようなおかずでも、
「ぼくの好物ばっかり!」
と喜んでいます。
ただ、高学年になると特に女子の中には、お弁当の見栄えが気になる子もいたようです。
でも、お弁当の見た目が気になる年頃であれば、自分でお料理もできるはず。
「お弁当は親が作ってくれるもの」
と思わず、自分好みのお弁当を作ってはどうでしょうか。
前の晩のおかずの残りをアレンジしても良いですね。彩りの良い簡単おかずのレシピは探せばたくさんあるし、可愛く見せるピックやおかずカップなどのグッズも安く手に入ります。
一人暮らしの練習と思ってやってみると、楽しく作れるかもしれません。
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