『2019.2.23の相談〜どうしたらおこづかいがもらえる?』
お金は生活していく上で必要なもので、人生を左右することも多い、とても大切なものです。それなのに学校ではお金の勉強をほとんどしません。
社会科では簡単な経済の流れや税金について、家庭科では家計簿のつけ方を学びますが、お金の価値の考え方や使い方、稼ぎ方についてはまるで教えません。
そのうえ世間には、『高学歴高収入=幸せ』というような考え方もいまだに残っています。
社会に出て初めてお金を管理することになった時にトラブルになったり、一生お金に振り回されて生活したりすることがないよう、子どもの頃からもっとお金に触れさせ、使い方を覚えさせ、お金の価値を理解させることが必要だと感じています。
《親子の会話例》
(子)お母さん、新しいゲームソフトが欲しいんだけど。
(大人)必要なものは買ってあげるけど、欲しいものは自分で稼ぐルールだよね。
(子)うん。だから、何か仕事をさせて。
(大人)うーん、そうだなあ。今仕事が忙しいから、洗い物を頼もうかな。
(子)土日はもともとぼくの担当だから、月曜から金曜までの分だね。
(大人)そう。1回100円でどう?
(子)1回100円、5日で500円、2週間で1,000円か。1回150円でどうかな?
(大人)うーん。洗い物は1回100円で、洗車一週間に1回250円で!
子どもの頃からお金のことを学ぶには、おこづかいをあげるのが良いと思います。ご両親の考え方や本人の性格にもよると思いますが、私は仕事と報酬の関係を学ばせるため、どの仕事をどのくらいしたらいくら、というように決めるのが良いと考えています。
家族の一員としてのお手伝いとは別に、どんな仕事ができるか、ぜひ親子で話し合ってみてください。
ただし、子どもはお金の使い方に慣れていないので、おこづかい帳をつけて家族で話し合う機会をもったり、貸し借りは絶対にしない約束をしたりと、ルールをしっかり決めましょう。
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