〔火中で初めて実感できること〕
海外のスタッフ面談で思い出す
先日、海外のスタッフを雇うことにしました。
今はオンラインで、面談も手続きも済ませられるので楽ですね。
バングラデシュの方で、日本語は堪能とは言えませんが、意思疎通に問題はありません。
でもやはり英語の方が楽そうなので、チャットワークでのやり取りは英語にしました。
セブから帰国してしばらくは、こうしてセブのスタッフとチャットワークで英語でやりとりをしたなあと、懐かしく思っています。
物販について当時の疑問が氷解
セブにいた頃、1つ目の会社には物販事業部がありました。
私は別の事業部にいたので、スタッフとして直接は関わっていないのですが、個人的に見ていて
「どうしてうまくいかないのかなあ?」
と疑問に思っていました。
英語を公用語とするセブの人が海外で売れるものをリサーチして、仕入れて、出品をして、配送も顧客対応もしてくれる、最初から手離れできてしまう仕組みのはずでした。
けれどもなかなか利益を出すに至らず、結局2年もせずに物販事業部はなくなりました。
あの時の疑問は、今実際に自分が輸出業をやってみてようやく解けました。
うまくいくには当然理由がある
オーナーがはじめから資金だけを出して、何もかも海外のスタッフに任せて、うまくいくはずがなかったのです。
オーナーはお店の主なのですから、何のために輸出をするのか、どんなお店にしたいのか、そうするためにはどんなステップを踏む必要があるのか、自分には何ができてスタッフには何をやってもらうのか、そういう考えと戦略をもって臨む必要があったのです。
基礎になる部分が全くできていないまま、お金だけ出せばあとはスタッフがやってくれて自分は何もしなくても利益を得られるなんて、まるでギャンブルのようです。せめて自分で一通りの作業をやってみて、どういうところが難しく、どういうところで時間がかかるのかを理解していなければ、
「利益がでないじゃないか。約束と違うぞ」
ということになって当然です。
いくら口で
「はじめは時間がかかるものなんです。こういうトラブルはよくあることなんです」
と説明されても腑に落ちるわけがありません。
今ならいろいろなことがわかって、アドバイスもできたのにな、と思います。
でも思い出になってしまったことを振り返っていても仕方がありません。
エネルギーは未来に向かって使う!ということで、今日も輸出業に励みたいと思います。
あなたは今日、どんなことにエネルギーを注ぎますか?
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