〔常にできる事とすべき事を探す〕
新型コロナウイルスの持つ3つの顔
毎月地域で配られている通信で、日本赤十字社作成の『新型コロナウイルスの3つの顔』という記事が紹介されていました。
記事によると、感染症には3つあるそうです。
- 1つ目の顔 病気そのもの
重症化して肺炎を引き起こすことがある。 - 2つ目の顔 不安と恐れ
それらは私たちの中でふくらみ、気づく力・聴く力・自分を支える力を弱め、瞬く間に人から人へと伝染する。 - 3つ目の顔 嫌悪・偏見・差別
ウイルス感染に関わる人や対象を遠ざけたり、差別したりするなど、人と人との信頼関係や社会のつながりが壊されてしまう。
記事内のイラストでは3つのウイルスがつながっていることが示され、
「一人ひとりが気をつけないと、私はこうやって力をつけていくよ……」
と書かれています。
3つの側面への私の対処や考え方
- 1つ目の顔『病気そのもの』については、厚生労働省のHPを見ると、罹患しても約8割の方は軽症で経過し治癒する例も多いことが報告されています。
自分としては、できるだけの予防をして自分の身を守ること、万一罹患しても軽症で抑えられるように免疫力アップ等を意識すること、正しい情報を得ること等の対処をしていきます。 - 2つ目の顔『不安と恐れ』は、病気そのものに加えて、それに伴う生活や経済の不安が出てきますから複雑です。
何に不安を感じるかは、置かれている状況、性格、考え方によって、人それぞれだからです。
私は、免疫抑制剤を服用している夫の感染、施設にお世話になっている母の感染が心配です。
けれども考えうる限りの予防をしても100%罹患しないということはないので、不確定なことに恐れを抱いても仕方がないと思うようにしています。
不確定なことを恐れすぎない、でもある程度の恐れを持って予防する、というバランスが難しいのだと思います。
売り上げが落ちている物販業に関しては、逆に
「何としても盛り返すぞ」
というエネルギーに換えています。 - 3つ目の『嫌悪・偏見・差別』に関しては、本当に考え方次第なので、さらに複雑です。
え?そんな風にとらえるの?というような、理解し難い論調も出てくるからです。
どんな状況下でも学ぶ姿勢で臨む
今回の感染拡大の状況下で、世の中には本当に様々な考え方があることを知りました。
ここ数ヶ月は、人間の本質というものを考える機会をたくさん与えられた気がします。
あなたは感染拡大の状況で何を発見しましたか?
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