〔生活の一部以上の存在に〕
2つに分類されるロボット
最近、ロボットの発達について、経営者仲間と話をしました。
ロボットには大きく分けて、産業ロボットとサービスロボットの2つの種類があります。
仕事上、工場などとはあまり関係がない私には、サービスロボットの方が身近な存在です。
掃除ロボット『ルンバ』や、ペット型ロボット『AIBO』は一時期、とても人気がありましたね。
ヒト型ロボット『PALRO』は高齢者福祉施設で、コミュニケーションロボット『こっちむいて!Robi(ロビ)』は家庭で活躍しているようです。
観光名所などで見かける人型ロボット『Pepper』も、昨年から家庭用が販売されました。
海外ではすでに、歯医者や家庭教師としてロボットが用いられており、医師免許を取得したロボットやロボット妻なども出てきたようです。
これからも、ロボットがどんどん活躍の場を広げることは間違いないでしょう。
生活がより便利になっていくのはありがたいことです。
身につけておくべき力は何か
けれども総務省の調べによると、ロボットの普及に対して20代、30代には
「仕事が奪われる」
と心配している人が多いとのこと。
確かに今までの働き方を続けるのであれば、単純な事務作業など決められたことをこなせば良いだけの仕事は、ロボットの方が効率よくできることでしょう。
逆にロボットには苦手とする分野もありそうです。
よく言われるのはイノベーションとコミュニケーションですね。
でもイノベーションとコミュニケーションに必要な力の育成が十分にできていない今の日本では、若者たちがロボットに活躍の場を奪われてしまうと心配するのは当然です。
ですから学校教育はこれから、人間ならではの個性や発想力や表現力の伸ばし方、人と関わる能力やリーダー性の身につけ方など、イノベーションとコミュニケーション能力を伸ばすための素地を作ったりもっと学んだりできる場にしていく必要があります。
人工知能が人間を上回ってしまう
人工知能の能力が人間を上回ることで、私たちの生活に様々な変化、問題が起きると予測する『2045年問題』をご存知でしょうか。
その時大人になっている今の子供や若者たちが、より良い方へ問題を解決する力をつけるためにも、教育を時代の流れに合ったものに変えていくことを提案し続けたいと思います。
あなたはロボットの進化に何を考えますか?
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