『2019.4.27の相談〜みんなと同じように行動できない』
これはそのまま、子ども時代の私のことです。
好奇心が強過ぎる、集中力がない、飽きっぽい、好みがはっきりし過ぎている……発達障がいについて学んで気づきましたが、私はADHDの傾向があるようです。
それでも周りを気にせずに生きてこられたのは、伝記を読むのが好きで、みんなと同じようにできなかった偉人がたくさんいたということを知っていたからかもしれません。
「みんなと同じように行動できない=ダメなこと」
とは思っていませんでした。
《親子の会話例》
(子)お母さん、A君が通ってる四つ葉学級って何なの?
(大人)特別支援学級でしょ。
(子)何それ?
(大人)よくわかんないけど、みんなと同じじゃない方が能力を伸ばせる子が通うところ?
(子)ぼくもそっちがいいな。授業、よくわかんないもん。
(大人)多分、あなたくらいの困り度では行けない学級かな。
(子)そっか。A君、困ってたんだ。
(大人)そうみたいよ。A君のお母さんがそう言ってた。
人にはそれぞれ個性がありますが、学校教育はそれをなかなか認めず、適応力のある子が生きやすい世界をつくっています。
ですから個性の強い子は、そこから外れて不登校になるか、割り切って自分の過ごしやすい場と学校を切り離すかの選択をしなければ自分を守れません。
例えば私などは割り切って、学校では折り合いをつけて適当に過ごし、一人の時間に好きなことをして発散していました。
学校教育が求める
「みんなと同じように行動する」
は人の価値を決める基準ではありません。
私は子どもたちに、自分の個性を大切にして欲しいと願っています。自分を守るために不登校を選択するのも、良い対策だと考えています。
どうぞ、個性的な素晴らしいお子さんに、みんなと同じ行動をさせるような無理をさせないでくださいね。
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