『2019.4.25の相談〜夢がないのはダメ?』
『将来の夢』といっても、『花屋さん』などの職業を答える場合と、『得意の英語を使って人の役に立ちたい』などのビジョンを答える場合とがあります。
いずれも現段階で知っている範囲内での夢だし、現段階の自分が望んでいることなので、これから変わる可能性は大きいですね。ですから、今の段階で夢が定まっていなくても、問題ないと思います。
ただし、希望がないために夢をもてないというのであれば、親や周りの大人が環境を整えてあげたいものです。
《親子の会話例》
(子)今日、将来の夢を作文に書いたんだ。
(大人)あなたは大リーガーって書いたんでしょ?
(子)うん!でもA君は書くことがなくて困ってた。
(大人)まだ将来の夢がないのかな。
(子)そうなんだって。「どうせ僕なんか何もできないから」なんて言うんだよ。
(大人)へえ。好きなことなんかもないのかなあ。
(子)好きなことも、やりたいこともないんだって。つまんなそー。
(大人)でもまだ小学生だから、これから見つかるんじゃない?
例えば、
「大人になるのは大変そう。大人になりたくない」
ということであれば、周りにいる大人が楽しめていない、夢をもてていないということでしょう。
夢(=やりたいこと)は、いくつになってもあって良いものなので、ぜひ大人が夢に向かって楽しんで成長していく姿を見せたいものです。
お子さんが、自分に自信がなくて望みがもてないようであれば、誰にでも人の役に立てる得意なことが見つかるということを話してあげましょう。
そして、好きなこと、得意なことが見つかるよう、応援してあげて欲しいと思います。
興味関心がもてる場所に連れて行ったり、習い事に挑戦させてあげたりするのも良いですね。無理強いはしないように注意しながら、
「あなたにはたくさんの可能性があるんだよ」
ということをぜひ伝えてあげてください。
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