『2019.4.8の相談〜褒められるのが苦手なのをどうしたらいい?』
教員時代、昔はマイナス面を指摘する場面も多かったのですが、途中から
「子供は褒めて伸ばす」
が主流になりました。
でも、褒められるのが苦手な子もクラスに何人かはいました。
自己肯定感が低いため褒められたことに違和感を感じている、褒めてくれた相手のことを信頼していない、褒められて喜ぶ自分を見られるのが恥ずかしいなど、理由は様々なようですが、いずれの場合も、どのように反応したら良いかがわからず、困っていました。
《親子の会話例》
(子)お母さん!今日コーチにバッティングフォームを褒められたよ!
(大人)良かったね!めったに褒めないコーチに褒めてもらうと嬉しいね。
(子)うん。でも恥ずかしかったから、「コーチの指導のおかげっすよ!」ってふざけた感じで返しちゃった。
(大人)コーチはなんて?
(子)「お前、口がうまいな!」って笑ってた。
(大人)コーチも嬉しかったんじゃない?
(子)うん。もっと褒められるように素振りしてこようっと。
(大人)嬉しいからって無理しないでね。
褒められた時にはそれを否定すると卑屈だととられることもあるので、
「ありがとうございます」
「嬉しいです」
と言っておけばよいでしょう。
本音でそう思わなくても、そのように返事をしていればそのうちに褒められ慣れてくるものです。
これは接客業をしている友人に聞いたのですが、さらに
「~のおかげです」
「さらに頑張ります」
ということが言えると良いようです。
また、もっと上級になると、わざとらしくなく褒め返すことができるそうです。
でも、まずは大げさに考えず、
「ありがとうございます」
と笑顔で返せるようになると良いですね。
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