『2019.4.5の相談〜どうやって疲れをとる?』
私が教員になった頃(20数年前)は、子供というのは驚くくらい体力があって、エネルギーが切れるとコテンと休み、充電できるとまたエネルギッシュに動き回る……というイメージでした。
でも、教員生活後半になると、あくびをする子、ため息をつく子、覇気がない子が増えました。
疲れの原因として考えられることは様々ですが、病気の場合や筋肉の疲れを除くと、ストレスや生活習慣の乱れが原因であることが多いように思います。
《親子の会話例》
(大人)A君のお母さんに会ったら、最近A君が疲れやすくて困るって言ってた。
(子)そういえば、体育を休んでるなあ。
(大人)どうしたんだろうね。野球の練習が厳しいのかな。
(子)練習量は前と変わらないと思うけど。ゲームのしすぎじゃない?
(大人)A君、ゲームが好きなの?
(子)最近ゲームにはまってて、寝ないでやってるって言ってたよ。
(大人)そりゃあ疲れるね。
(子)ゲームは面白いから、寝られなくなる気持ちわかる。だから、僕ははまらないように気をつけてるんだ。
生活習慣の乱れは、大人の健康状態にも影響を与えますから、家族全員で改善していきたいですね。
睡眠、食事、運動などの基本的な生活習慣は整っているでしょうか?日常が忙しい状態であれば、のんびり過ごすことも必要かもしれません。
それと、それぞれが自分がリラックスできる方法を知っておきたいものです。
ゆっくりお風呂に浸かる、瞑想をする、好きな香りや音楽の中に身を置く、自然の中に出かける、マッサージをするなど、心が喜ぶことを見つけましょう。
それでも疲れが取れない場合は、病院に行って相談してみましょう。
「やる気の問題だ」
などと、無理をさせないようにしたいものです。
メルマガ【幸せ言葉教育】の申込はこちらから