『2019.3.9の相談〜失敗した時どうする?』
失敗は人生にはつきものです。失敗のない人はいません。人間が成長、成功するために失敗は必要なことだからです。
私もたくさんの失敗をしてきましたが、失敗は過程であって結果ではないと考えています。
望んだことが何でもすぐに叶ってしまったら、きっと人生は味気ないものになるでしょう。
借りたものを壊してしまったというのは、友だちを悲しませてしまう失敗ですね。ここから学べるのは友情の育み方だと思います。
《親子の会話例》
(大人)なくしちゃったペン、出てきた?
(子)出てこない。使い終わった時にすぐに返せばよかったな。
(大人)A君、悲しんでる?
(子)うん。外国土産のペンなんだって。ぼく、そんな大事なものって知らないで、軽い気持ちで借りちゃったんだ。
(大人)これだけ探してもないってことは、外で落として、誰かが拾っちゃったのかな。
(子)外国土産じゃ、買って返すこともできないよ。
(大人)できることを考えようか。
(子)うん。まずA君の家に行ってもう一回しっかり謝る。それと先生に、落し物が届いてないか聞く。
(大人)一応警察にも届けようか。珍しいペンなら拾った人が届けてくれてるかもしれない。
友情を育もうとする時に、壊してしまったことを隠したり、ごまかしたりするのはその場しのぎであって、適切な対処ではありませんね。
きちんと謝ることはもちろん、相手が望むなら弁償が必要かもしれません。友情を壊さないために考えられるだけの対処を考えてみましょう。
そうして考え、解決することが今回の学びです。
そして、失敗の原因からも学びましょう。
人からものを借りることのリスクを早いうちに知ることができたのは、あなたにとってとても良いことだったかもしれません。
大人になってもっと貴重なものを借りて、壊したり紛失したりしないよう、それを学べたのだと考えましょう。
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