物事の良い面がよく見える
〈言われて一番嬉しかった言葉〉
昨日、友人たちと話していて、
「今まで言われて一番嬉しかった言葉は?」
という話になりました。
あなたはどんな言葉をもらった時に、
嬉しかったですか?
私は
「華さんは幸せになるのが上手」
と言われた時に嬉しかったです。
〈幸せに感謝する習慣を持つ〉
確か、
夫の移植手術のために帰国し
自分が先に退院して、
回復しない夫を見舞いに
毎日病院に通っていた時期だったと思います。
「今日はこんな景色を見て嬉しかった!」
「夫が少しご飯を食べられた!」
「ネットでこんな良い情報を見つけた!」
と喜んでいたら、
友達に
「華さんは幸せになるのが上手」
と言われたのです。
友達に言わせると、
- 配偶者が難病に罹って
- 手術しても回復しなくて
- 自分も移植手術して
- いつ回復するかわからない夫の看病して
- 海外移住の夢を諦めて
めちゃくちゃ可哀想な状況なのに、
いつも良かったことや嬉しいことを
報告しているからだそうです。
そういう意味であれば、
確かに私は『幸せになるのが上手』
かもしれません。
インフラが整っていないセブで暮らしていたので
(セブ内でも整っている地域もあります!)
- 水道からきれいな水が潤沢に出ることも
- 滅多に停電せずに電気が使えることも
- 途切れることなくインターネットに繋がることも
- たいていの人に日本語が通じることも
- 手軽にたくさんの種類の料理が食べられることも
とっても便利でありがたかったです。
毎日、難病の症状と闘う夫の様子を見ていたので、
- 自分は体のどこにも悪いところがなくて
夫の世話ができること - 元気に自由に歩き回れること
- 痛いところもなく機嫌良く過ごせること
こういうごく『当たり前』のことも、
とてもとてもありがたく感じました。
〈どうせなら良い方に解釈しよう〉
哲学者のニーチェが
「事実というものは存在しない。
存在するのは解釈だけである。」
という言葉を残していますが、
きっと私は、
物事を良い方に解釈するのが
習慣になっているのだと思います。
起きる出来事は変えられないけれど、
自分の解釈は自由になります。
どうせなら、
良い方に解釈した方が
幸せに過ごせますものね。
思考の癖を、
幸せの方に向けられたら
みんな幸せになるのが上手になれるのだと思います。
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