〔強制的な変化から得たもの〕
各方面からの様々な気づきの声
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、これまでにない対応が迫られ、各方面から様々な気づきの声を聞きます。
- 先日のお茶会では先生方から、
「長期休校になってはじめて、うちの学校のIT環境が遅れてることに気づきました」
「在宅勤務が辛い。今まで通勤は面倒くさいと思ってたけど、職場に行くまでに気持ちを切りかえる、良い時間だったんだなと思います」
というお話が出ました。 - 子供達からは
「学校が休みになって喜んでたけど、休みってだけじゃ全然楽しくない」
「友達と長い時間遊べるから休みが好きだったんだってわかった」
「学校は嫌だと思ってたけど、意外と楽しかったのかもしれない」
というような声が。 - お母さんたちからは次のようなお話を聞きました。
「子供がずっと家にいると大変。学校ってありがたい存在だったんだってわかりました」
「栄養を考えた給食を毎日食べさせてもらえるって幸せなことだったんですね」
「オンライン学習の情報が多すぎて、子供に何を勉強させたらいいかわからない。先生ってすごいなと思います」 - 経営者仲間と話していて出てきたのは
「今までのやり方ができなくなって、別の方法を考えたから、新しい取り組みができたよ」
「いろんなことを手放してスッキリして、自分は今まで、こういう部分を我慢してきたんだって初めて気づいたよ」
というようなことでした。
思い込みからの脱却も
人間は変化を恐れるものなので、今まで、これは変えられない!これはやめられない!と思い込んでいたことがたくさんあったと思います。
けれども今回、できなくなって変えてみたらこちらの方が良かったとか、仕方なくやめてみたら意外に簡単なことだったなどということも多いようです。
強制的に自分の心地良い場所から引きずり出された人たちには、様々な気づきがあります。
厳しい状況はまだ続きそうですが、そんな中から得た気づきを、今後の行動に活かしていけたら良いなと思います。転んでもただでは起きない逞しさをもちたいものですね。
あなたにはどのような気づきがありましたか?
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