〔人生の指針は最重要な物の一つ〕
教員時代から続くルーティンワーク
私が長年習慣にしていることの一つに、『巻物を読む』というものがあります。
これは、アメリカの自己啓発書作家、オグ=マンディーノの著作『地上最強の商人』の中で推奨されていることで、この著書の中に出てくる10巻の巻物を、毎日朝、昼、晩に読むのです。
1巻5週間読み続け、最強の商人の言葉を深層心理にしみ込ませます。
私はこれを教員時代から続けていて、現在、何回めかの第7巻の4週目に入ったところです。
第7巻の教えが深層心理にしみ込む
この7巻の教えは一言で言うと『楽天、笑いが大切』というもの。
第7巻を要約すると、
- 「あらゆる生物の中で笑いという贈り物を与えられているのは人間だけで、笑いには多くの効能がある」
- 「私は宇宙最大の奇跡だけれども、同時に時間に翻弄されている一粒の麦である」
- 「深刻に考えても仕方がない。すべては過ぎゆくものだから」
- 「悲しみに浸っている暇もないほど忙しく働き、楽しむときは楽しもう」
- 「笑いと喜びがあれば成功する」
ということを言っています。
時代を超えても輝く普遍の真理
『地上最強の商人』は1968年に出版されたオグ=マンディーノのデビュー作で、世界で300万部を記録した大ベストセラーです。日本では京セラの稲盛和夫氏が監修し、日本経営合理化協会から出版されました。
ここに書かれていることは時代が変わっても通用する普遍的な内容で、小学校の道徳の授業などよりもずっと役に立つのではないかと私は考えています。
新型コロナウイルス に世界が翻弄されているこの時期に、
「すべては過ぎゆくもの。笑って過ごそう」
という第7巻が巡ってきたのは良いタイミングだと思いました。
今大切なのは、ニュースやSNSの悲観的な情報やデマに惑わされず、冷静に必要な情報を集めて対策を練りながら、精一杯できることをして、楽しむときは楽しんで過ごすということだなあと思います。
自宅にいてもできる仕事はあり、楽しめることもたくさんありますから。
あなたは何を行動の指針にしていますか?