〔オンライン交流で感心したもの〕
若い先生のエネルギッシュさに感心
一昨日から、『教職員限定 お茶会』を開催しています。
こういう会に積極的に参加してくださるような先生方だからでしょう、みなさん、とてもエネルギッシュです。
学校規模も、地域も、職種も違いますが、共通点は『若い』ということ。
お茶会メンバーを募ったのがインスタグラムとツイッターで、私のフォロワーの中には管理職やベテラン先生もいるのに、参加表明をしてくれたのは若い先生ばかりでした。
先日、海外に住む友人とやはりzoomで話している時に、
「今の若者はすごい!」
という話になったのを思い出しました。
「会社の若いスタッフたちを見てると、デジタルネイティブだから情報収集能力があるし、タブレットを使いこなして効率的な仕事ができる。自分たちが若い頃には知りもしなかったビジネスの本質をさらっと口に出したりする」
というのです。
若い先生方の学び方に感心
私も同じように感じていたので、若い先生方にどうやって学んでいるかを尋ねてみました。
すると、
- 「漫画」
- 「ゲーム」
- 「動画」
- 「スポーツ」
などという答えが返ってきました。
特にYouTubeでは、幅広い分野のことを学んでいるようです。
それを聞いて、私が新米教員の頃に愛読していた『教育技術』等の教育雑誌や、教育系のノウハウ本などではないのだなあと感心しました。
様々な世界のことに興味が向いているので、教育まっしぐらだった私の世代よりも視野が広いのだと思います。
教育雑誌から学べるのは、指導技術や教材研究などの枝葉の部分ですが、漫画やゲームから学べるのは、普遍的な哲学や仲間と協力して目的達成をする経験など根幹の部分のようです。
若い世代が進める改革に期待
この若い先生方は、学校のおかしさ、古さを感じ取り、どうにかしたいと考えています。
けれども、職員室で声を上げても上には届かないし、働き方改革などを口に出すと疎まれると嘆いている先生もいたので、いくつかアドバイスをしました。
若い方々には情報の扱い方、体力、意欲等の武器があります(年配でもある方もいますが)。
そして私たちの世代には経験や人脈という武器があります(若い方でもある方もいますが)。
これらを組み合わせて、学校改革をしていけたら良いなと思いました。
今日のお茶会参加予定も若い先生ばかりなので、また刺激をもらえるのを楽しみにしています。
あなたはどんな世代の方とどんな話をしたいですか?