子どもの自己コントロール力協会

【地球環境を守るため何をしますか?】

プラスティック摂取問題が深刻化している

〔WWFが鳴らす警鐘〕

60年の歴史を有するWWF

あなたはWWFという機関をご存知でしょうか?
WWFは1961年に設立された
「World Wide Fund for Nature(世界自然保護基金)」
の略称で、地球上の生物多様性を守り、人の暮らしが自然環境や野生生物に与える負荷を小さくすることによって、人と自然が調和して生きられる未来を目指す団体です。
今や100ケ国以上に支部があり、世界で約500万人のサポーターが支援をしています。

私は小学生の時にこの団体の理念を知って共感し、日本支部に
「小学生でもできる支援がありますか?」
と手紙を書いたことがあります。
支部からは
「ありがとうございます。今は、WWFの活動を周りの人に伝えていくこと、お小遣いを寄付していただくことなどができます。大人になったら、さらにいろいろな形で支援をしていただけると思うので、楽しみにしています」
という丁寧なお返事をいただき、感激したのを覚えています。

プラスチック摂取に関する報告

そのWWFが発表した、プラスチック摂取に関する記事を読みました。

それによると、私たちは知らないうちに、一週間にクレジットカード1枚分のプラスチックを摂取しているというのです。
毎年800万トンというプラスチックが海に流出し、それは海の中で細かく細かくなっていき、食物連鎖に入り込むそうです。
私たちは、食べ物からも、水からも、空気からもプラスチックを摂取していることになります。
これはWWFがオーストラリアのニューカッスル大学に委託し、研究した結果だそうです。

私はプラスチックゴミが海洋ごみの約7割を占めるということ、海の生物がプラスチックゴミを誤飲、誤食してしまう問題については知っていましたが、自分たちも摂取していることには思い至っていませんでした。

プラスチックは便利だが

プラスチック自体は人類に恩恵をもたらしてきましたし、日常にも浸透している便利なものです。
けれども、それを使い捨てにすることによって、環境への問題が起きてきました。
プラスチックの使い方や捨て方を、もっと自分ごととして考えていかなければならないなと反省しました。

先日、100円均一のお店に行った時に紙ストローが売られていて、
「プラスチックストローを使わないようにしよう」
という意識が広がってきたのを感じました。
私も、新しくつくっているお店では環境に配慮したものを扱いたいと思っており、洗って使えるシリコンストローやエコバッグを扱おうと考えています。


自分が普段使うものに意識を向ける、地球環境に配慮しようと周りの人に呼びかける……他にもできることがいろいろとありそうですね。

あなたは地球環境を守るために何をしますか?

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