〔ふくや直営店から学ぶ〕
〈海食べのすゝめ〉という試み
『博多の食と文化の博物館 ハクハク』に行った日は、『ふくや』が運営する『海食べのすゝめ 海食べキッチン』にも行きました。
ハクハクからは車で30分ほど。
一階の駐車場にはちゃんとした障がい者用スペースがあり(街中だと、障がい者用のマークだけをつけた、とても不便なスペースが結構あるのです)、エレベーターで2階のお店に行けます。
店内の様子から多くを学ぶ
店内に入ると、明太子だけでなく全国の海の幸が並べられていて、それを見るだけでも楽しい感じです。
明太子の試食のコーナーには
「お父さんお母さんに聞いてから食べてね」
といった、子供向けの注意書きがあり、奥のレストランとの境目には『昔の遊びコーナー』もありました。
メニューは多くはないのですがどれも美味しそうなので、いつもは即決する私もかなり悩みました。
待っている間に手に取った本もきちんと選んだものばかりで、映画に出てくる食べ物を扱った本、昭和のお弁当を再現した本などが面白かったです。
絵本も私好みのロングセラー絵本が各座席横に置いてありました。
テーブルに置かれたポットには熱いお茶が入っていて、暖かそうな膝掛けやスリッパも用意されており、隅々まで配慮が行き届いています。
また、その場で無料のメンバーズカードを作ると、明太子食べ放題の特典があり、料理と一緒に、器に山盛りの明太子が出てきました。おかわりも自由(おかわりは必要ないほどの山盛りですが)、これは嬉しいですね。
ご飯も一杯までおかわりできます。
出てきた料理にも感動
私が注文したのは、お魚の漬けのだし茶漬けで、まずはお魚でご飯をいただき、次にお魚と薬味と絡めてご飯をいただき、最後にだし茶漬けでいただくというもの。
ひつまぶしのような食べ方ですね。これが絶品でした。
明太子クリームパスタを食べた夫は、
「負けた!」(パスタは夫の得意料理)
と言い、お店の方にレシピを聞くほど感動していました。
店員さんはすぐにレシピを聞いてきてくださり、野菜や明太子が入っていることを教えてくださいました。親切!
食後のコーヒーもすごく美味しくて、しかも小さなお菓子までついていて感動が続きました。
『ふくや』さんには同じ商売人として、見習うべきところがたくさんあるなと思います。
あなたが見習いたいのはどんな人(会社)ですか?