『2019.4.3の相談〜どうしたら自分を好きになれる?』
子供に身につけさせたいことはたくさんありますが、私の中で最上位に来るのが『自己肯定感』です。
多くの子供たちを見てきましたが、生きづらさを抱えている子供の多くは自己肯定感の低さから、どうにもならないことに悩んだり、人からの評価に過敏になったりしてトラブルを招くことが多かったからです。
逆に自己肯定感の高い子は、感情が安定していてポジティブなので、生き生きと生活をしていました。
《親子の会話例》
(大人)A君が野球やめるんだって?
(子)うん。そう言ってた。
(大人)どうして?
(子)いくらがんばってもレギュラーになれそうもないからだって。
(大人)野球、楽しくないのかな。
(子)野球は好きみたいなんだけど、エラーとかすると引きずるんだよね。で、自分は下手だから……ってすぐ言う。
(大人)あなたなんてエラーしても「わりい、わりい」って笑ってるのにね。
(子)だってエラーしちゃったもん、仕方ないじゃん。次はしないように考えればいいのにさ。
(大人)あなたのポジティブをA君に分けてあげたいね。
日本人には自己肯定感の低い人が多いという調査結果が出ており、原因としては文化的背景や育ち方の影響があるようです。自分を受け入れて愛する感情というのは、親に受け入れられ愛された経験から得られるものだからでしょう。
私はよく日記を書くようにいいますが、その中で毎日、自分で自分を褒めてあげたいことや、恵まれているなあと感じたこと、嬉しかったことなど、ポジティブな事柄を書くことが自己肯定感を上げることにつながると考えています。
自分の環境を心地よいものにしてあげたり、本当はどのようにしたいのかを自分に問うたりするなど、自分を大切にする習慣もつけたいものです。
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