子どもの自己コントロール力協会

【学級委員を引き受ける自信はどうしたらつく?】

『2019.3.27の相談〜学級委員を引き受ける自信はどうしたらつく?』

どこかで
「日本人の7割は自分に自信がない」
と聞いたことがあります。どこの調べかは不明ですが、海外に住んでいた時、確かにそういう面はあるなと思いました。

海外の方々が自信満々な態度で持論を述べるのに対し、多くの日本人は消極的で自信なさげに見えました。
それは人の目を気にしすぎる、自己肯定感が低いという国民性から来るものかなと思っていたのですが、いかがでしょうか。

それだけ理想が高いということなのかもしれません。

 

《親子の会話例》
(子)お母さん、どうしよう。学年チームのキャプテンに選ばれそう。
(大人)すごいじゃない。おめでとう。
(子)やだよ。キャプテンってみんなの手本にならなくちゃでしょ。無理だよ。
(大人)無理じゃないよ。あなたはよく努力してるし、野球が大好きなのが表れてるもん。
(子)そんなんでいいのかな。一番上手い奴とか、みんなをまとめられる奴でなくていいのかな。
(大人)あなたならそうなれるって、監督やコーチが考えてるってことでしょ。自信もって!
(子)ありがと。でも、キャプテンやってる自分が想像できないなあ。
(大人)あ!あなたがキャプテンになるってことは、私はキャプテンの母?
(子)もちろん。
(大人)キャプテンの母をやる自信がない……。

 

何かをやろうとする時には、自分にはできないのではないか、失敗したらどうしよう、という思いを捨てて、思い切ってチャレンジしてみると良いと思います。

大人の仕事と違って、学級委員としての失敗など大したことはありません。そうはいっても不安だという子には、みんなの前で堂々とリーダーをしている自分をイメージしてもらいましょう。
そして
「私にはできる」
と自分に言い聞かせたり、心が落ち着くおまじないをしたり、ラッキーアイテムを身につけたりするとよいかもしれません。

自信をつけるには、常に見ていてくれる誰かの存在が重要です。ぜひ親御さんが見守って、
「学級委員らしくなってきたね」
などと声をかけてあげてください。

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