『2019.3.16の相談〜なんでも一番じゃないとダメ?』
私は子供時代、とても負けず嫌いで、いつも1番になることを目指していて、1番になれそうもないことにははじめから挑戦しないでいました。
これは、いつも周りと比較されていたことでつくられた性格のように思います。
私と違って、1番になることに価値を感じない子もいますね。子供は競争心がないのに、その親が競争にこだわる性格だと、子供はしんどい思いをすることになります。
《親子の会話例》
(子)この前の試合で最優秀選手に選ばれたのに、レギュラーから外された……。
(大人)どうしてだろう?
(子)打率も一番良かったし、ファインプレイもしたのに……。
(大人)監督が求めてるのが打率やファインプレイじゃないってことかなあ。
(子)監督はどんな選手がいいと思ってるんだろう。
(大人)野球に大切なことって何?
(子)……チームワークかな。
(大人)なんだ、自分でわかってるんじゃない。
運動会やコンクールなど、学校では順位をつけられる場面が結構あります。でも、一番であることに価値を感じるかどうかには個人差があります。
競争心が強くない子には無理に競争をさせず、
「以前の自分よりもできるようになった」
という個人内評価で達成感を得られるようにすると良いと思います。
その子は順位よりも大切なもの(例えば、丁寧に取り組むこと、諦めずにやり遂げること、協力して行うことなど)を知っているのかもしれません。
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