『2019.2.12の相談〜心配性は迷惑?』
明日のリコーダーのテストうまくできるかな、今日お友だちに言ったこと悪くとられていないかな、など、心配になることは誰にでもありますね。
でも、心配の度合いがあまりにも強すぎると、本人も周りも困ったことになります。
心配しすぎて日常生活がおろそかになったり、いつも不安でそのために体調を崩したり、眠れなかったり食べられなかったりする場合には、病気の場合もあり得るので、心療内科を受診した方がよいかもしれません。
心療内科というのは、気負わずに気軽に行ける場所です。気になる方はどうぞためらわずに相談してみてください。
《親子の会話例》
(子)お母さん、今度の日曜日、練習試合だから、お弁当お願いね。
(大人)わかってるよ。何回も聞いたよ。
(子)日曜日、雨降らないといいな。てるてる坊主作ろうかな。
(大人)天気は心配したって仕方ないよ。どうしようもできないんだから。
(子)ちょっと風邪気味なんだよね。日曜日までに治さなくちゃ。
(大人)大雑把なようで意外に心配性なとこあるよね。
(子)ああ、言われたことある。
(大人)考えても仕方がないことは考えない!
(子)お母さんみたいに楽天家だと、悩みがなくていいよねー。
日本人は国民全体が心配の度合いが強い傾向にあると聞いたことがあります。理由として、遺伝子の影響、天候の影響、文化慣習の影響などが挙げられていました。
心配性であるのは決して悪いことではなく、慎重、真面目、努力家、几帳面という良い面も多くあります。日常生活が問題なく送れて、体調を崩すほどでなく、周りにも迷惑をかけない程度であれば、大丈夫。
気遣い上手なところや事務作業が得意な面などを活かして、活躍できる場を見つけたいものですね。
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