子どもの自己コントロール力協会

【誰と何を協力して行う?】

『2019.1.6の質問〜誰と何を協力して行う?』

あなたやお子さんは『協力すること』が得意でしょうか?

私は子どもの頃から団体行動が苦手で、大人からの
「協力しなさい」
という言葉が苦痛でした。でも、教員時代は私もよく、子どもたちに対して
「協力し合いましょう」
ということを言いました。それが文科省が全国の公立小学校に示す指導要領の重要な部分を占めていたからです。

今思うと、子ども時代の私のように、それを苦痛に感じていた子は少なからずいたのではないかと思います。

 

《親子の会話例》
(子)お母さん、A君ちのお母さん、入院するんだって。
(大人)そうらしいね。大変だね。
(子)それでね、おばあちゃんが手伝いに来てくれるんだけど、犬が嫌いなんだって。
(大人)うん。
(子)みんなで話し合って、その犬を預かれる家で交代で預ろうってことになったんだけど。
(大人)そうかー。どんな犬?
(子)すっごく大きいんだ。でも、おとなしいんだよ。
(大人)長い間じゃないんだったらうちもその犬を預かっても大丈夫だと思うけど、病気にさせたりしたら困るね。
(子)ああ、そうか。生き物だもんね。
(大人)もっといい方法がないか、お母さんたちも話し合うよ。
(子)ありがとう。他にもなんかA君のためにできることないかな。

 

人間は社会的動物なので協力し合うことが必要ですが、協力することは押し付けられてするものではないと考えています。
少なくとも、グループのみんなが同じ目的に向かっていること、そして信頼関係があること(活動していく中で築ける場合もあると思います)が前提になると思うのです。

お子さんは、どんな人とどんなことを協力して行いたいと思っているでしょうか?

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