『2018.11.20の質問〜登下校の楽しみは?』
家からお子さんが通う学校までは、どのくらいの距離がありますか?
通学距離が長いと、交通事故にあわないか、不審者に声をかけられないかと大人にとっては心配なことも増えますが、もしかしたらその時間は子どもたちにとって宝物の時間かもしれません。
私の家の前を通学する児童たちを見ていると、グループで歩きながら花を見つけて喜んだり、学校で習った詩を暗唱したりしていて、とても微笑ましいです。
《親子の会話例》
(子)今日ね、学校から帰る時、可愛い犬を見たよ。
(大人)いいなあ。どの種類?
(子)小さくて、白くて長い毛をしてて、赤い首輪をしてるの。
(大人)マルチーズかな、テリアかな。可愛いよね。
(子)でね、ぼくとA君が近づいたら、門の中からキャンキャン吠えるんだ。
(大人)いいなあ。見たいなあ。どこの家?
(子)鈴木のおばあちゃんち。飼い始めたのかなあ。
(大人)ちょっと待った!鈴木のおばあちゃんちは通学路沿いじゃないよね?通学路じゃない道から帰ってきたでしょ!
教員時代、学校からそう遠くない地域から通う二人の男児が、チャイムがなっても登校しておらず、焦ったことがありました。
保護者に連絡して家を出たことを確認し、同じ通学路から来る子たちから見かけたという情報を得、担任をもっていない先生が探しに行って、アリの観察に夢中になっていた二人を見つけました。
もちろん注意はしましたが、学校に来るのも忘れてアリの動きを見ていた二人を想像すると可愛くて可愛くて、あとでアリの話をたっぷり聴いてしまいました。
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