子どもの自己コントロール力協会

【わからないことがあったらどうする?】

『2018.11.14の質問〜わからないことがあったらどうする?』

知りたいことがある時にどう調べるかは、その内容によって変わってくると思います。
言葉の意味を知りたい、簡単な説明を知りたいというのであれば、辞書や事典やインターネットで調べるのが早くて効率的だと思います。でも、誰かに、その人にしかわからないことを訊きたい、その人の気持ちを聞きたい、というのであれば、尋ねるしかありません。

《親子の会話例》
(子)お母さん、卵焼きってどうやって作るの?
(大人)なんで?
(子)今日の給食に卵焼きが出て、A君が作ったことあるって言って説明してくれたんだけど、イマイチわからなかったんだよね。
(大人)ああ、話を聞いてもわかりにくいかもね。
(子)学校の図書室でレシピを見たんだけど、「奥から手前へ箸でつかみながら巻く」っていうのがよくわかんないんだ。
(大人)OK、じゃあ、今から卵焼き作ってみよう。
(子)夕飯、卵焼き?
(大人)和食だから、卵焼きつけちゃおう。
(子)うん!僕にも作らせて。

一番身になるのは、やはり自分で見たり体験したりすることだと思います。

金木犀という植物について調べた時、どんな花かというのはすぐに調べられます。でも、
「良い匂いを放つ花が咲く」
という説明を読んでもその香りは伝わってきません。芳香剤の香りもやはり実際の香りとは違いますから、可能であれば実際にお花が咲く季節に実物を見たいものです。

何事も
「百聞は一見に如かず」
「百考は一行に如かず」
ですね。

メルマガ〈毎日しあわせ人生教育〉の申込はこちら↓

    モバイルバージョンを終了