『2019.3.4の相談〜約束を守ってくれない親 どうしたらいい?』
私も子ども時代、約束を破られてずいぶん親を恨んだものです。母は忙しさもあったのだと思いますが、その場しのぎの約束をよくしました。
「今はできないから、今度ね」
〜今度はいつ来るのだろうと私はよく思ったものです。子ども心に適当にあしらわれた、ないがしろにされたと感じました。
思春期には、大人はみんな信用できないと思ったし、かなり傷ついたので、私はできない約束はしないようにしようと思いました。
《親子の会話例》
(大人)ごめん!明日の試合の応援、行けなくなっちゃった!
(子)えー!今回、4番任されたのにー?
(大人)あなたの晴れ姿、見たかったんだけど、休日出勤するはずだった同僚のお母さんが亡くなって、ピンチヒッター。
(子)そうかあ。
(大人)私はその日は無理ですって休日出勤断ってたんだけど、人数が足りなくなっちゃって。本当にごめん。
(子)人が亡くなったんじゃあ仕方ないよね。
(大人)後で活躍話聞かせてね。
(子)うん。次の試合も4番任されて、お母さんに見てもらえるように頑張るよ。
(大人)ありがとう。じゃあ、明日応援に行けない分、今夜は応援の気持ちを込めてごちそう作るね。
約束を守りたかったけれど、想定外のことが起こって守れないということもあるでしょう。
わだかまりが残るのは、約束が果たされなかった時に、心からの謝罪がなかったからではないかと思うのです。自分ではどうしようもなかった理由であっても、やはり約束を守れなかったことに関しては、しっかり謝罪し、代替案を出すなどしたいものです。
人と約束をするということは、お互いを信頼し合うということで、それはとても大切なことです。
親に約束を守ってもらえなくて悲しい思いをしたあなた自身は、その姿を真似ないようにしてほしいと思います。
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