〔信用づくりは土台づくり〕
時間と手間のかかる信用づくり
新しいネットショップをオープンして、今、信用づくりのために忙しくしております。
お客様は見た目や直感でいいなと思って来店してくださる場合もありますが、そこで物を購入するかどうかは、評価やレビューを見て決めることが多いのではないでしょうか。
私自身も、欲しい物を売っているお店が複数あれば、価格よりも評判を気にします。ですから、まだ評価を得られていないうちのような新しい店は、質の良いものを売る、顧客対応を丁寧にする等、信用を得るための努力をしなければなりません。
信用されるお店でなければ、卸業者さんと取引を開始することもできません。
今回、新型コロナウイルス感染症関連の融資制度がいくつかつくられ、経営者仲間たちも融資を受けに行きました。けれども条件に記載されている資料があれば誰でも融資を受けられたかというとそうではなく、それまでに金融機関と信頼関係を築けていたか、信用が積み重なっているかによって、融資が出たり出なかったり、金額が多かったり少なかったりしました。
どんな状況でも信用と信頼は最重要
教員時代も、キモは保護者との信頼関係でした。
いくら教え方がうまくても、保護者の信用を得られない先生は子供との関係もうまくいきません。そうなると学級経営がうまくいかなくなるので、様々なトラブルが発生し、さらに信用を落とすことになります。
都会はどうかわかりませんが、うちのような田舎だと、地域の行事に参加しなかったり、各種費用を期日通りに納めなかったりして信用がなくなると、とても住み心地が悪くなると思います。
家庭でも、相手を信用できなくなったら夫婦関係は崩壊するでしょうし、親子関係もしかりです。
政治でも、国民が
「この人(政党)は信用できない」
と思うような言動をすれば、支持率が下がります。
信用は人生の要
私は『信用』は人生の要だと考えています。だから、教員時代は子供たちに、会社員時代はスタッフたちに、周りから信用を得られる人間になるよう指導をしてきたつもりです。
挨拶をする、約束を守る、言葉遣いに気をつける等は、信用を得るための手段なのだと考えています。
私自身も信用される人間になるために精進し、信用されるお店作りに励んでいきたいと思います。
あなたはどのように信用づくりをしますか?