〔フォロワーからの質問に答えて〕
教師になりたい高校生から
私はインスタグラムで教師向けの発信をしています。
そこへ、
「学校の先生になりたいと思っています。何を勉強したらいいですか?」
と、高校生がメッセージを寄せてくれました。
これまでで一番若いフォロワーからのメッセージなので、嬉しくて、色々と質問をしてしまいました。
その方は素敵な先生との出会いで自分も教職を目指すようになったそうです。
私のアドバイス(概観編)
まずは教師はやりがいがある仕事である反面、しんどい思いもたくさんするということと、だから精神的な強さと柔軟性が必要であることを伝えました。
詳しい話を聴いてみると、彼女の目的は教員にならなくても達成できるものでしたが、当面は教員を目指すようでした。
教員になるには教員免許を取得して教員採用試験に受からなければならず、今、進路で迷っているということなので、それぞれの大学に進学した場合のプラス面、マイナス面を挙げました。
最終的に決めるのは自分自身であることも。
私のアドバイス(具体編)
いずれにしても学業面で良い成績を取っておかないとどの大学に行くにもきつい思いをするので、3年、2年、1年でどこを目指すのか、考えるように言いました。
私は「学校の成績は正確な評価ではないから気にしなくて良い」という立場ですが、進学するとなれば点数が関わってくるので、現状では気にせざるを得ません。
狙う大学を絞って、スモールステップで目標を決め、やるべきことはルーチン化して確実にこなすこと、結果が出なければ、目標か勉強の仕方が合っていないということなので、修正しながら進めることも伝えました。
その他にアドバイスしたのは次のようなことでした。
- 何事を成し遂げるにも継続力が必要で、そのためには良い習慣を身につけること。
- 不要な動画をだらだら観るなどの悪い習慣は断つこと。
- 能動性、継続性、集中力などは、学業に真剣に取り組む過程で養われること。
- 一生必要になるお金の勉強とコミュニケーション(個人差が大きいので、自分に合ったものを探す)の勉強をしておくこと。
- あふれる情報の中にはフェイクがたくさん紛れていることを忘れず、まず一度疑ってかかること。
- 息抜きの楽しみももつこと。
- 一人暮らしをするために家事を覚えること。
真面目に将来のことを考え、メッセージをくれる積極性をもっている彼女の今後が、とても楽しみです。
あなたなら高校生にどんなアドバイスをしますか?
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