〔パンデミックの様相を呈してきた〕
新型コロナウイルス感染症は広がりを見せており、AFP通信がまとめた統計によると、日本時間13日午前2時の世界の感染者数は116の国・地域で13万1460人に達し、うち4923人が死亡したとのことです。
亡くなった方々のご冥福を祈ると共に、闘病中の方々の早い回復をお祈りしております。
厳しい状況からも得る教訓
私たちも予防に徹し、自分たちにできることはないかと模索している最中ですが、こんな厳しい状況の中でも何かしら教訓を得たいと考えています。
例えば、今回の感染症拡大の対策のため、家で働くテレワークや、時差出勤などを取り入れる会社が多くあります。
急なことで混乱もあると思いますが、これがスムーズにいくようになれば、今後多様な働き方ができる会社の仕組みづくりをしていけるのではないでしょうか。
学校も、教員同士で模擬授業をしてネット上で公開している熊本の学校や、学級全員がつながってオンライン授業を受けている学校もあり、こちらも多様な学び方が選択できる仕組みをつくっていけそうです。
また、本来であればこんな辛い状況でない方がよかったのですが、世界の国々がつながっていること、様々な国のことを知るきっかけにもなっています。
例えば、日本はタブレットをいち早く導入した一部の学校でしか、学級全員へのオンライン授業を実現できていませんが、中国ではオンラインの学習環境がとても整っていること。
例えば、社交的な文化をもつイタリアではハグの禁止法令が出されたらしいということ(そういえば、セブのゲストハウスに来ていたイタリア人ゲストたちも、皆さんハグをしてくれました)。
面会制限を発端に25ヶ所の刑務所で暴動が起きたり、経営が悪化した企業が突然従業員たちを解雇したりと、どの情報がどのくらい正確なのかはわかりませんが、日本ではあまり考えられない出来事を聞く機会が増えました。
この機会に強固な信頼関係を築く
これを機会にみんなが様々な国に興味をもち、文化慣習は違っても地球上に住む同じ人類として、協力し合って新型コロナウイルス感染に対応する姿勢をとれたらいいなと思います。
きっとそれは感染症終息後も、世界が共通の課題に協力して取り組んでいく基盤になるのではないかと考えるのですが、いかがでしょうか。
あなたは今回の感染症拡大からどんな教訓を得ますか?