子どもの自己コントロール力協会

【みんなスマホを持っているのに……】

みんなスマホ持ってるのに私だけ持たせてもらえない

『2019.5.3の相談〜みんなスマホを持っているのに……』

「みんなが持っているから自分も欲しい」
というのは子どもがよく言う言葉ですが、大きく分けると2通りのパターンがあるようです。

1つは自分が欲しいから、買ってもらう理由として
「みんなが持っている」
と言う場合です。
もう1つは仲良くしている子たちが持っているから自分も欲しくなった場合です。

いずれにしても、みんなが持っているのにうちの子だけが持っていなかったらかわいそう、仲間はずしにされたら困る、と安易に買い与えず、家族でしっかり話し合いましょう。

 

《親子の会話例》
(子)お母さん、A君、スマホ買ってもらったんだって!
(大人)そうなんだ。A君のお母さん、迷ってたけど買ったんだ。
(子)なんかね、塾に行った時とかに便利なんだって!
(大人)お迎えに来てとか、連絡するだけならキッズ携帯でよくない?
(子)でも、いろんな辞書が入れられるし、地図とかカレンダーなんかもついてて便利だって!
(大人)小学生が、どのくらい使うんだろうね。
(子)若いうちに使い方覚えた方がよくない?ぼくも欲しいなー。
(大人)そう来ると思った。お父さんが帰ってきたら家族会議だね。

 

スマホはとても便利な道具です。連絡手段としてはもちろん、検索をしたり辞書として使ったりして学習にも役立てられます。ゲームをしたり音楽を聴いたりすることもできます。
ただし、SNSや有料サイトなど、使い方を間違えると危険なものも含まれています。

スマホを持つには本人にも保護者にもたいへんな覚悟が必要です。なぜスマホが必要なのか、いつどこで使うのか、危険な面やマナーを理解しているかなどをしっかり確認しましょう。
これからの時代、スマホくらい使いこなせないと……と考えるのであれば、一緒に勉強をし、家庭内のルールを決め、ペナルティを考えておきましょう。

スマホを持つということは、悪意をもっている人も含めた世界中の人とつながる可能性があるということを覚えておいてほしいと思います。

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