『2019.4.10の相談〜会話ってどうしたら続くの?』
私自身も会話が苦手だったので、この悩みをもつ子の気持ちがよくわかります。
私は教員時代も決して会話が得意ではありませんでした。人前で喋るのは平気なのですが、個人的な会話になると何を話したらよいかわからなかったのです。
でも、海外に移住して、はじめは馴れ馴れしいと感じたセブの人たちの人懐こさに学びました。会話をする時には、相手に興味をもち、笑顔で話せば良いのだなあと。
《親子の会話例》
(子)お母さん、今度の日曜日、Aさんに遊びに来てもらっていい?
(大人)ああ、今回同じ班になった子?いいよ。
(子)野球コレクションを見せ合うんだ。
(大人)話の合う友達ができて良かったね。
(子)うん、Bさんは運動といっても、体操系が得意なんだって。
(大人)でも、体操も野球もメンタル面とかで共通なものがありそうじゃない?
(子)そうだね。もう少し話してみようかな。
(大人)あなたは会話上手だからいいね!
セブの人たちは質問上手です。私が住んでいた地域では日本人が珍しかったせいもあると思いますが、誰でもすぐに話しかけてきて質問してくれるので、話しているうちに親しくなりました。
会話が苦手な子は、自分が話せなくても、ぜひ質問上手になって欲しいと思います。一問一答にならないよう、答えてくれたことについてまた質問していくと会話がつながります。
人の話からは学ぶところもあると思いますし、回数を重ねていくことで会話への苦手意識も薄くなっていくでしょう。
会話はできなければならないものではありませんが、社会に出ると、会話上手は得るものが大きいと思います。ぜひ今のうちから慣れていって欲しいものです。
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