子どもの自己コントロール力協会

【どうやって仕事を決める?】

大人になる時、どうやって仕事を決めるの?

『2019.4.4の相談〜どうやって仕事を決める?』

経営者仲間と話していると、
「最近の若者は、給料の額よりも休みの日数を重視する」
という声を聞きます。仕事とプライベートをしっかり分けて、自分の時間を大切にするという気持ちが強いのでしょうか。

仕事を決める基準は、昔であれば給料の額、福利厚生などの条件面だったかもしれませんが、それが必ずしも幸せにつながらないということに多くの人が気づいたのでしょう。
では、どのように仕事を決めれば良いのでしょうか。

 

《親子の会話例》
(大人)今日、A君の家に行った時、卒業文集を見せてもらったよ。
(子)へえ。A先輩の将来の夢はやっぱりプロ野球選手だった?
(大人)ううん。「スポーツライターになりたい」って書いてた。
(子)そうなんだ!野球がうまいから、プロを目指すんだと思ってた。
(大人)野球をするのも好きだけど、試合のことを記録したりするのが好きなんだって。
(子)そうなんだ。
(大人)だから、プロも目指すけど、怪我をしちゃったりして野球ができなくなった時ライターができるように勉強しておくんだって。
(子)すごい!そうか、いくらうまくても、野球ができなくなることも考えられるね。
(大人)夢を目指して力を尽くすのも大事だけど、そればっかりにならない柔軟性も必要なのかもね。

 

私は以前、
「自分が好きなこと、楽しいと思えることを仕事にするのが良い」
と考えていました。
けれども、詩を書くのが好きだとして、詩人になって暮らしていくのは本当に大変なことだと思います。この場合、自分の現在だけでなく将来の姿を考えて、
「どのように詩に関わっていきたいか」
を考えると良いと思います。

詩を通して多くの人に感動を与えたいのであれば、自分が書くだけでなく、出版社に入って詩集を扱ったり、詩に関わるイベントを立ち上げたりすることも考えられます。
畑違いと思えるような職業の中で、詩に関わる才能を発揮できる場面があるかもしれません。

自分が今現在好きなこと、自分が成長していけること、これからの人類に貢献できること、そんなことを考えて一度ピンときた仕事に就いてみるとよいかもしれません。
その中で自分らしい仕事を創っていく、真剣に追求してみて合わなければ別の道も模索する、そんな風に柔軟に考えられると良いですね。

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