子どもの自己コントロール力協会

【言い伝えって何?】

『2019.3.28の相談〜言い伝えって何?』

昔から口づてに伝えられてきた『言い伝え』には、まったく根拠のないものもありますが、マナーを教えるためのものや科学的根拠に基づくものなどもあって、興味深いです。

おせち料理や土用の丑の日のうなぎなどの行事食も、言い伝えによって今でも食べられているものですね。
北海道ではアイヌ関連の言い伝えを聞きましたし、セブにも様々な言い伝えがありました。地域性があるのも面白いと思います。

 

《親子の会話例》
(子)お母さん、酢ある?
(大人)あるけど、どうするの?
(子)練習でエラーしちゃった時、コーチに体が硬いって言われたの。
(大人)ああ!酢を飲むと体が柔らかくなるって言うよね。
(子)うん。だから今日から酢を飲む。
(大人)あれは、酢が肉や魚の骨を柔らかくするから、人間の体も柔らかくするっていう迷信らしいよ。
(子)でも、酢は筋肉のコリをほぐすって。
(大人)まあ、酢は体に良いって言うもんね。でも、調味料の酢は飲みにくいから、お酢ドリンクでも買ってみる?
(子)うん。ありがとう。
(大人)ダイエットにも良いらしいから、私も一緒に飲もうっと。

 

私が聞いたことのある言い伝えを書き出してみたら、思い出しただけでも、50近くありました。
大きく分けると
「いつこれを食べると良い」
など身体に関するもの、
「これは縁起が良い」「これは縁起が悪い」
といった幸運・不運に関するもの、
「こうなると翌日は天気」
などの天候や災害に関するものに分けられるようです。

年配の方に言い伝えを教えてもらって、その言い伝えが生まれた背景を考えたり調べたりすると、面白いと思いますよ。

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